警察稼業を卒業した後、市役所の市民相談で『交通事故相談』の職に就きました。主として、交通事故における損害賠償に関する相談なのですが、時折、道路交通の場における警察官の不適切な職務執行事案について、市役所の市民相談に相談をしてくることがあります。

 その中の一つを紹介します。事案は、『駐車苦情』で、最初は市のOBの職員が受けてくれました。通報者は地域の役員をしている男性で時刻は朝一のことでした。苦情の内容は、「片側一車線ですが、東西をつなぎ主要道路なので、比較的交通量の多い道路です。その道路の南側、西行き車線、信号の無い交差点で、交差点の東と西に南北に横断できるよう横断歩道があり、その横断歩道を北側に横断すると、小学ああ校があるので通学路になっています。その横断歩道の直近の南側西行き道路に乗用車を駐車して、運転者が何処に行ったのかわからず、危険な状態です。交番に連絡して警察官に来てもらったのですが、車のフロント内側に駐車禁止の除外標章があるので。どうすることもできない。と言われました。子供足りの通学時刻が迫っています。どうにかならないのですか?」との相談がありました。私は「交番の警察官は、勉強不足なんで役に立たなかったと思います。その除外標章が『指定駐車禁止場所除外標章』であることを確認した上、受け持ちの警察署交通総務係に電話して、「指定駐車禁止場所除外標章で、通学路にあたる横断歩道の直近に駐車するという法定駐車禁止場所で駐車違反をしている車がある。交番に連絡したが何もできないと頼りないことを言っている。市役所市民相談に連絡すると、交通事故相談の元警察官から、本署交通課の総務係に連絡して、『指定駐車禁止場所除外標章』を使用』して横断歩道直近に駐車している車がある。交番の警察官に来てもらったが、指定と法定の駐車禁止場所の区別ができてないようなので、本署に通報して取り締まってもらうよう教示された。」と連絡しするよう教示し、それでも、何もしないのなら、「苦情申し出」の連絡先を教えるので再度連絡下さいと電話を切ったところ、その後の電話は無かったので、適正に処理されたと思います。