皆さんおはようございます
東京ディズニーシーでは４月１日から６月30日までスペシャルイベントのフード＆ワインフェスティバルを開催中。
これと並行して４月１日から８月31日までの間、テーブルサービスのレストラン、マゼランズ、S.S.コロンビア・ダイニングルーム、リストランテ・ディ・カナレットでは、６月６日にオープンする新テーマポート、ファンタジースプリングスをイメージしたコース料理を提供中です。
”シェフズ・イマジネーション”と名付けられたこの企画も、この春の東京ディズニーシーでの注目要素の一つと言って良いでしょう。
どこから行こうかな…
と悩んだ末、まずはメディテレーニアンハーバーのフォートレス・エクスプロレーションにあるマゼランズへ行くことにしました
ファンタジースプリングスは、ディズニー映画『アナと雪の女王』、『ピーター・パン』、『塔の上のラプンツェル』をテーマとした３つのエリアで構成されています。
シェフズ・イマジネーションでは、３つのレストランのそれぞれがこの３つのエリアから１つをテーマとしたメニューを提供し、ファンタジースプリングス全体のテーマをカバーしています。
マゼランズは『ピーター・パン』のエリアをイメージしたスペシャルコースを提供しているとのことで、どんな内容になっているのか非常に楽しみ
前菜、魚介料理、肉料理、デザートに食後のコーヒー又は紅茶の付いたコースのお値段は食事だけの場合は12,000円、スパークリングワイン、白ワイン、赤ワインを食事に合わせたペアリングワイン付きは16,500円となっています。
今回は正午頃の利用時間で、ワイン＆フードフェスティバルを回る予定もあったので、食事のみのコースをオーダーし、オリジナルソフトドリンク（1,500円、コレクタブルグラス付きは2,700円）を合わせてオーダーしました。
こちらも４月１日提供開始ですが、コース料理が『ピーター・パン』のエリアをイメージしているためか、ドリンクも鮮やかなグリーン。
パイナップルジュースにライムジュースを加え、キウイシロップやココナツシロップで風味付けをしています。
フルーツの甘みの中にもライムの苦みと酸味が感じられ、後味がスッキリした飲み物です。
前菜はズワイ蟹と帆立貝のガトー仕立て。
ファンタジースプリングスのピーター・パンのエリアにオープンするアトラクション、フェアリー・ティンカーベルのビジーバギーをモチーフに、ピクシーホロウをイメージした盛り付けとなっています
蟹の身や帆立貝の貝柱の甘みとバルサミコ酢をベースとしたソースの酸味との相性が良い一品です。
パンはお代わり自由。ついついたくさん食べてしまうので気を付けないと
続く魚介料理は鱧の蒸し料理ヴァプールをミルフィーユ仕立てにしたもの。
こちらはファンタジースプリングスのピーター・パンのエリアにオープン予定のロストキッズの隠れ家にあるレストラン、ルックアウト・クックアウトをモチーフとし、ロストキッズたちの服の色を表現するような彩りの食材を使用しています。
（ルックアウト・クックアウトを取り上げた過去記事も合わせてご覧いただけると嬉しいです
）
ふんわりと蒸し上がった鱧に、牛蒡などの野菜を使った付け合わせは、日本人が馴染みを感じる優しい味。こちらも美味しかったです。
メインの肉料理は、一転して『ピーター・パン』の舞台となったイギリスの伝統料理ローストビーフやプディングを盛り合わせ、新エリアのアトラクション、ピーターパンのネバーランド・アドベンチャーを表現しています。
お皿全体がロンドンの時計台をイメージしているというのも素敵な演出ですね
グレイビーソースのローストビーフは食べ応え満点。トリュフの香りのするマッシュポテトとも良く合います
食後のデザートは鮮やかな赤色
察しの良い方は見た目でピンと来たかも知れませんが、ピーター・パンのライバル、フック船長をイメージしたミックスベリーケーキとラズベリーソルベです。
甘味と酸味のバランスもボリュームもちょうど良い加減で、最後の一口まで美味しくいただきました
食後のコーヒー・紅茶には小さなお茶菓子（マカロンとチョコレート）付きです
前菜からデザートまで、全てのお皿を使ってファンタジースプリングスのピーター・パンのエリアにできる全ての施設やキャラクターを表現したコースは、美味しさだけでなく、ディズニーシーのパークでこれから始まる新しい冒険への期待が膨らむ素晴らしい内容でした
本日ご紹介したメニューは、ファンタジースプリングスが６月６日にオープンした後も、８月31日まで提供が続きます。
新エリアを体験した後、その興奮と共にコース料理を味わうのも良いかも知れませんね