皆さんこんにちはニコニコ

 

 

今日は、ディズニーランドパリの軽食レストランをご紹介。

 

 

エントランスからオーロラ姫のお城へとつながるメインストリートUSAにある、マーケットハウス・デリMarket House Deli)です。

 

 

ここは、メインストリートUSAがテーマとする、19世紀から20世紀への世紀の変わり目の「古き良きアメリカ」の中でも、20世紀初めのニューヨークのデリカテッセンをイメージしたレストランです。

 

 

 

 

店舗内はこんな感じ。

 

20世紀初めのニューヨークにあるデリ…ということで、どことなく、東京ディズニーシーのニューヨーク・デリとも相通ずる雰囲気が感じられるのではないでしょうかはてなマーク

 

 

 

 

店内のインテリアもアンティーク感があります。

 

 

 

 

さて、このデリでは、温かいサンドイッチ(グリルサンド)、冷たいサンドイッチ(バゲットサンドやラップサンド)、サラダのほか、キャロットケーキやマフィンといったおやつ、それからクロワッサンやパン・オ・ショコラなんかを売っています(公式HPのメニューへのリンクはコチラ)。

 

 

東京ディズニーシーのニューヨーク・デリで売っているニューヨーク・スタイルのグリルサンドと言えば、何と言ってもコンビーフの入ったルーベンサンドですよねビックリマーク

 

 

一方、こちらマーケットハウス・デリで売っているグリルサンドは、クロックムッシュcroque monsieur)なんです!!

 

 

…あれはてなマーク クロックムッシュってフランスの食べ物なんじゃないの!?

 

 

と思われたアナタは鋭い!!

 

 

「カリッとした(croque)紳士(monsieur)」の名前を持つこの食べ物は、パリ生まれのグリルサンドです。

 

このマーケットハウス・デリがテーマとする20世紀初めに、パリのオペラ座の近所にあるカフェで発明されたとされているみたいですね。

 

 

具材はシンプルで、パンにハムとグリュイエールチーズ(又はエメンタールチーズ)を挟み、フライパンにバターを塗ってサンドイッチをトーストし、表面にベシャメルソースを塗って完成。

 

 

ベシャメルソース(sauce béchamel)というのは、フランス料理の基本的なホワイトソースで、小麦粉とバターを加熱して混ぜたルーに、攪拌した温かい牛乳を少しずつ加えて煮詰めたものを、濾して仕上げたものです。

 

 

さて、生まれこそパリのこのクロックムッシュですが、実はニューヨークでも広く市民権を得た食べ物で、数多くのカフェやデリで食べることができます。

 

 

Yelpなんかで、"the best croque monsieur in New York"で検索すると、美味しそうなお店がたくさんヒットしますびっくり

 

 

 

 

もう20年も前の記事ですが、ニューヨーク・タイムズにも、「パリで生まれてニューヨークで育った食べ物」としてのクロックムッシュを取り上げた記事があったります(リンクはコチラ)。

 

 

 

そんなわけなので、このお店では、パリにあるニューヨーク(メインストリートUSA)で、パリ生まれ・ニューヨーク育ちのクロックムッシュを楽しむのがおススメ。

 

 

放流したシャケの稚魚が大海原に出て成長し、大きくなって川に戻って来たのを出迎えるような気持ちでいただきましょう照れ

 

 

ここマーケットハウス・デリのクロックムッシュは、豚肉のハムとターキーのハムの二種類を用意していますので、お好みの物をどうぞ音譜

 

写真は、ターキーハムのクロックムッシュになります。

 

 

 

 

店内の座席数は限られていますが、お店の横にテラス席もありますし、雨の日だったら、お店の裏口から屋根のあるディスカバリーアーケードに出て、空いているテーブルで食べることもできます。

 

この日はお天気も良かったので、テラス席で。

 

 

 

 

外は程よく焼けたトーストがカリッ、中は溶けたチーズがトローリ、という、クロックムッシュの独特の食感が味わえますよ音譜

 

 

ただ、難点が二つあって、一つは、外のカリッ!という部分、特にパンの耳の部分がですねぇ…プラスチックのナイフでは切りづらいあせるという点。

 

気を付けて食べていても、最後はサンドイッチが分解してしまうこともしばしば。。。

 

 

そして、もう一つネックなのは、やはりお値段笑い泣き

 

何かと物価の高いパリですので、クロックムッシュ1個で8.49ユーロ(約1,000円)します。。。

 


そうは言っても、ケイシーズ・コーナーのホットドック(紹介記事はコチラ)よりは少し安い上に、小腹を満たすには十分なほどのボリュームもあります。

 

 

 

夜にハイエンドなレストランでしっかりと夕食を取る予定にしている日のランチタイムには、比較的お手頃な選択かも知れませんねウインク