陰ヨガ講座、3回目受講。
私が陰ヨガに興味を持ったのは、東洋医学を取り入れていて、経絡を意識して行なうものだと聞いたからだ。
どうしても、西洋生理学的な話題になると、そういうの必要か?と思ってしまうのだけれど、「説得力」 として、知っておかねばならないのだろう。
20年くらい前に鍼灸の専門学校で学んだ解剖学や生理学に、そう言えば、こんなことあったなあ、と思い出す。
モノとして人体を見ると、おもしろい。
ミトコンドリアというのは、地球上の生物が発生してから寄生した外来種のようなものだと言われていて、なんのためにそういうことになったんだろうと不思議だ。
なぜ、解糖系だけではまずかったのか。
飢餓状態に備えてなのか。
カルシウムは人体の働きに必要なものだが、代謝されずに蓄積されると痛みの物質となる。
カルシウムは骨で、カルシウムを食べない草食動物は骨が立派だ。
骨はさまざまな器官に信号を送っていて、東洋医学では腎臓とかかわっていて、腎はいのちの要だ。
う~ん、おもしろいなあ。
エネルギーを作る回路が人体に2つあることの答えは、ちゃんと学べば、どこかで明らかにされているのだろうか。
少人数で女子だけなので、話がいろいろに広がる。
いい感じの勉強会だ。
最初は戸惑いもあったのだけれど、学びの場ではきーんとひらめきがやってくることがあって、楽しい。
帰り道、ほそ~い月がきれいだ。