まつりのあと |  みねやまみちひとりごち (峰山道独言)

 みねやまみちひとりごち (峰山道独言)

   みねやまみちは 石ごろごろ  坂道 よこ道 けもの道 いのちの道  
  めぐりくる 日々を しばしとどめて つむごう

   峰山鍼療所 (みねやまはりいやしどころ) のひとりごとです ♪

$         峰山道独言$         峰山道独言$         峰山道独言$         峰山道独言$         峰山道独言  昨日は村の子之(ねの)神社のおまつり。

  少し雲が多いけど、風も無く、穏やかな昼下がり。
  今年は禰宜(ねぎ)さんの都合で、祭祀は午後から。
  身内も外出許可をもらって、戻って来た。
  笛を持って、神社に出かけてゆく。 吹くつもりだな。

  幟(のぼり)の端に下がっている「さるぼぼ」が、ノボリのはためきでぴょんぴょんと跳ねる。 これが、なんだか楽しそうで、見ていて飽きないんだ。

  神社の入り口には、樹齢数千年と言われる杉の木が居る。
  なかなかの景色、雰囲気である。
  田んぼ仲間も毎年遊びに来てくれる。

  祭りの始まり。
  音だけの花火を上げる。
  筒に丸い花火を入れ、火を投げ込む。
  すごく簡単に村の衆が打ち上げるので、毎回、見に行く。
  わくわくするね。
  空に、どーん、どーん、と響き渡る。

  詳しいことはわからないが、まつりでは、結界をはって、神様に降りてきていただくことから始まる。 奥の院の扉をぎぎぎぎ~と開けながら、禰宜さんが「おおおおおおおおー」と声を出す。 最初に聞いた時は、その重厚さに、無意識に頭が下がる感じだった。 太鼓と笛の音が厳かに流れる中、白い法被を着た氏子が、お供え物を奉じながら、奥の院に手渡しで次々と運ぶ。 口には榊の葉をくわえる。 口を利かないようにするためだとか。 これが、献餞(けんせん)である。 祝詞奏上(のりとそうじょう)、お祓い、玉串奉納、その後が神楽の奉納。 今年は、村人の息子が舞う。 そして、撤餞。 無事、神事の終了である。
  身内は、神事が終わると、家に戻って行った。 参加できてよかったね。

  今気がついた!!
  今夜は隣の村の神楽だった!!
  ここらでは珍しく、深夜までやるのだ。
  ああ!!!!!
  もう終わってしまうじゃないか!!