さて前回①と②の続きです。まだまだ昭和の仕事や職業で、今も続いている職業もあります。では前回と重複する歌や歌手もありますが、私が選んでみた懐かしい昭和の歌の数々をお聴きください。
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昔はこんなコミカルで愉快な歌も流行った。三木鶏郎ならではの作りだ。
「田舎のバス」唄:中村メイコ 作詞/作曲:三木鶏郎
中村メイコ小さな頃から子役として活躍し、黒柳徹子と並んで日本のテレビ放送黎明期を語るには欠かせない存在となった。
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昔は体の前と後ろに広告版をサンドイッチに下げた手軽な宣伝方法が盛んであった。
「街のサンドイッチマン」唄:鶴田浩二
特攻隊崩れの昭和を代表する人気俳優で、唄にも演技にもいい味わいがありました。
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若い頃の私は洋楽ばかりに熱中していたので、彼の歌を聴いてはいたが過小評価していたみたいだ。リンゴ畑に昇った月に託した思いの歌。伸び伸びと朗々とした唄い方が好きです。この頃は東北の農村から都会への出稼ぎも多く、また東京は憧れの街でもあった。
「お月さん今晩わ」唄:藤島桓夫 作曲家・遠藤実の出世作となった歌です。
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そして特に職業の歌と言う訳ではないが、私の大好きな歌と歌手です。もともとカントリー歌手だった彼は、その後に早くして亡くなった。
「ふるさとのはなしをしよう」唄:北原謙二
(作曲家のキダ・タローが後で見守っている)
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昭和の歌は内容は悲しい歌でも、そこには何か明るさや希望を感じさせるのも多かった。人の心を打つ曲とは”歌手・作詞/作曲・編曲”の三位一体から生まれるのだと思うし、歌は作り物ではあるが不自然さを感じさせない”心を委ねる安心感”があることが必要だ。それが名曲だと思う。
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