映画『窓ぎわのトットちゃん』を観ました。
原作を読んだことがある方も、ない方も、ぜひ観てほしい映画です。
何度も泣きました。
繰り返します。
絶対に観てほしい映画です。後悔はさせません。
トットちゃんが通ったトモエ学園の校長先生で、日本にリトミックをもたらした小林宗作氏の言葉を紹介します。
「文字と言葉に頼り過ぎた現代の教育は、子供達に自然を心で見、神の囁きを聞き、霊感に触れるというような、官能を衰退させたのではなかろうか?
古池や 蛙とびこむ 水の音 ...
池の中に蛙がとびこむ現象を見た者は、芭蕉のみではなかったろうに。湯気たぎる鉄瓶を見た者、林檎の落ちるのを見た者は、古今東西に於いて、ワットひとり、ニュートンひとりというわけであるまいに。世に恐るべきものは、目あれど美を知らず、耳あれども楽を聴かず、心あれども真を解せず、感激せざれば、燃えもせず ... の類である」