本の紹介です。
(岩波書店、2022、税込3850円)
おすすめします。
永久保存版です。
「黙って読め」系ではありませんが、お金がもたらす「やりとり」の性格の移り変わりの歴史を考える上で非常に適した参考書になるよ思います。
いや、理想を高く掲げる大切さ、弱いひとを思いやることが人間の条件であることを教えてくれる本でさえあることは、ここで断言しなければなりますまい。
難解ですが・・・
わたしは、「粋なお金の使い方をしなさいよ」という、柄谷流「おとなの流儀」だと思っています。
おまけ
神戸萩原珈琲店さんちか店で『力と交換様式』を読みながら(割と死に物狂いで)
期間限定商品「ハニーオレンジ・オレ」をいただきました。
柄谷氏の濃密な文体に最後までついてこられたのは「ハニーオレンジ・オレ」のおかげです。ごちそうさまでした。