福岡・太宰府天満宮御用達の老舗の和菓子屋さん「梅園菓子処」さん。
4/19水-4/25火、大丸芦屋店1階イベントスペースにやって来る!
昼休み、門戸厄神の鍼灸院から抜け出て、大丸芦屋店に行ってきました。
いろいろ買ってしまいました・・・
👉宝満山
梅園菓子処の代名詞的銘菓。
(プレーン/ラムレーズン/ 大徳寺納豆)
和製プリンと形容されますが、何とも不思議な食感です。
泡のような舌触りなのに 弾力もある。
松永安左エ門(松永耳庵)、吉田茂、川端康成、松本清張、大佛次郎などに愛されました。
松永安左エ門は礼状を送り、松本清張は福岡に用事がある折は店頭まで買いに行ったそうです。
卵の風味が豊かなお菓子なので、基本的に何にでも合うと思います。
コーヒー、紅茶、煎茶、ほうじ茶、烏龍茶、ジャスミン茶・・・
ただわたしは、「宝満山」についてはお抹茶でいただこうと決めています。
京都・宇治にある純正宇治茶専門店「三星園上林三入本店」のお抹茶
沢庵和尚御好銘「昔詰」です。
わたしは、宝満山は薄く切り、オレンジ風味のリキュール「コアントロー」に浸しながら食べます。
焼肉みたいな…(もちろんそのまま食べても美味しいです)
ブランデーでも美味しそうですが、わたしはコアントロー派。
ヒゲの殿下・三笠宮寛仁親王も、宝満山にコアントローをかけて食べられていたそうで、これは偶然の一致。
もっとも向こうは、こんな貧乏臭い薄切りにはしなかったと思います。コアントローももっと豪快にかけていたかも。
👉うその餅
梅園菓子処の代名詞的銘菓。
「宝満山」と「うその餅」はツートップ。
青じそ風味の求肥餅に 天神さまのご神鳥のうそ鳥の お人形が入っています。
この人形だけ集めるコレクターがいるくらい人気です。
今回、「神戸限定のうそ」「芦屋限定のうそ」「正月限定の木うそ」の3バージョンあるそうです!!!
👉よろつよ ※よろづよと読む!!!
宝満山を乾燥させたお干菓子。(プレーン/大徳寺納豆)
紅茶やコーヒー、緑茶(抹茶、煎茶、ほうじ茶等)と一緒に。
オールマイティなお菓子!
👉よろつよ ラムレーズンスティック💕 💕 💕 (関西初!!)
スティックタイプにした「よろつよ」。
これまたクセになる美味しさ!
👉つばくろ饅頭 💕 💕💕(関西初!!)
黒ゴマあんの薯蕷饅頭。
専務が命名されたそうです。
異国チックな、でも「月餅」の黒ゴマあんとも違うユニークな薯蕷饅頭です。
👉甘夏の琥珀糖 💕💕💕 (関西初!!)
能古島の甘夏を使った、初夏の爽やかさを閉じ込めた琥珀糖です。
幸せになる香りがいい。
👉鬼まつば 「梅園菓子処」さんの定番商品。
1本1本手焼きの焼菓子「売り切れ御免」のベストセラー。
懐かしい感じのする和風クッキー。
ベーキングパウダーはアルミフリーだそうです。おお!
👉飛梅(とびうめ) 「梅園菓子処」さんの定番商品。
菅原道真公ゆかりの御神木『飛梅』にちなんだ、北阿波産の和三盆糖を使った紅白の打ちもの。
梅の形の、きめ細かで上品な甘さ。
これは日本でないと味わえない砂糖菓子の一つだと思います。
👉梅守(うめもり) 「梅園菓子処」さんの定番商品。
『雪中にあって凛然と咲く梅花』の高い気品になぞらえた銘菓。
京麩焼きで練りの効いたこし餡(北海道産小豆)を挟んだお菓子。
麩焼きの表面にまぶしてあるグラニュー糖の結晶の透明感が、雪の結晶を思わせて風雅です。
昭和24年5月20日、九州御巡行の折、昭和天皇に献上されたそうです。
👉ミニ梅守 「梅園菓子処」さんの定番商品。
『梅守』に比べやや小ぶりの京麩焼きで練りの効いた特製こし餡を挟んだ、麩焼き本来のほのかな甘さが売れしい逸品。
焼印が可愛い。
個人的に好きなお菓子です。
麩焼きの風味と軽さがいい、シンプルで飾らないお菓子。
これも上皇上皇后陛下の行幸啓の折、献上されたそうです。
👉東風梅(こちうめ) 「梅園菓子処」さんの定番商品。
北海道産小豆で拵えた上品な甘さのこし餡を皮で包んだ饅頭。
不動のロングセラー。
大丸芦屋店1階イベントスペースのレイアウトはこんな感じ。
(撮影許可をいただきました)
おすすめします!
「つばくろ饅頭」をいただきながら、一句。
飛梅の如つばくろは巣に帰り 本木晋平
とびうめの ごと つばくろは すにかえり
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【余談】去年も、梅園菓子処さんの銘菓で俳句を詠んでいます。
朝茶の湯 宝満山の 美し国 本木晋平 (2022/4/3) ★「宝満山」
河童忌に 梅守開き 汁粉にす 本木晋平 (2022/4/4) ★「梅守」