宇治上神社(うじがみじんじゃ)で「和歌朱印」と「うさぎみくじ」! | 西宮・門戸厄神 はりねずみのハリー鍼灸院 本木晋平

西宮・門戸厄神 はりねずみのハリー鍼灸院 本木晋平

鍼灸師、保育士、JAPAN MENSA(メンサ)会員/IQ149(WAIS-Ⅲ)、日本抗加齢医学会指導士、実用イタリア語検定3級。趣味は読書、芸術鑑賞、小説執筆(2019年神戸新聞文芸年間賞受賞)、スイーツめぐり、香水づくり。

宇治上神社(うじがみじんじゃ)にお詣りしました。

本殿は日本最古の神社建築だそうです。

世界文化遺産に登録されたのも納得です。

 

うさぎみくじ。初穂料500円。

 

金銀の斧のイソップ寓話を思い出しましたが、ここは金のうさぎ!

 

金のうさぎの中からおみくじを出すと・・・

 

夕立の雨やまなくに日はくれて行きなやみたる山の坂道 23番 小吉

 

「小吉」ですが歌は辛めです。

 

もう一つの名物。

和歌朱印。宇治を舞台にした和歌が書かれたご朱印で、3種類ありました。

初穂料1200円。

 

わたしは橙色(恋の歌)を選択。詠み人知らずなのがまたいい。

 

●金色  我が庵はみやこのたつみしかぞ住む世を宇治山と人は言ふなり 喜撰法師

   (私の庵は都から巽の方向にあるが、世の人は宇治山と呼んでいるそうだ)

出典:喜撰法師(百人一首8番) 『古今和歌集』雑下・983

 

●水色  朝ぼらけ宇治の川霧たえだえにあらはれわたる瀬々の網代木  藤原定頼

 (夜が明ける頃、宇治川の霧が切れてきたら姿を現すのは川瀬に打ち込まれた網代木よ)

出典:権中納言定頼(藤原定頼)(百人一首64番)『千載集』

 

●橙色  さむしろに衣かたしき今宵もや 我をまつらん宇治の橋姫   詠み人知らず

  (小さなむしろに着物の片袖をひいてこの夜も寝ているのだろうか、宇治の橋姫は)

出典:詠み人知らず   『古今和歌集』恋歌四・689

(解説 「宇治の橋姫」が抜けていますが、まあ気になさらずに)

 

 


神社は下の画像のような「いかにもパワースポット」という感じでした。

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