イタリアの「年越し料理」 〜コテキーノ(ソフトサラミの一種)のレンズ豆煮添え〜 | 西宮・門戸厄神 はりねずみのハリー鍼灸院 本木晋平

西宮・門戸厄神 はりねずみのハリー鍼灸院 本木晋平

鍼灸師、保育士、JAPAN MENSA(メンサ)会員/IQ149(WAIS-Ⅲ)、日本抗加齢医学会指導士、実用イタリア語検定3級。趣味は読書、芸術鑑賞、小説執筆(2019年神戸新聞文芸年間賞受賞)、スイーツめぐり、香水づくり。

今年の大みそかの晩、イタリア風にしようか考え中です。

 

日本では、年越しそば。

 

イタリアでは、

 

コテキーノ(ソフトサラミの一種)

レンズ豆煮添え。

 

Cotechino con lenticchie

 

レンズ豆の形がお金(硬貨)に似ていることから

「来年はお金が入ってきますように」という願いが込められているそうです。

 

コテキーノは入手できそうにないので、

市販のサラミかポークソーセージで代用するとして。

豚バラ肉でもおいしくできそうです。

何なら鶏肉やラムでもいい。

何なら一緒に煮込んでもいい。

主役はレンズ豆煮なので。

 (レンズ豆煮じゃ物足りないからコテキーノを入れてコクを出そうか、というあたりに、イタリア人の食の執念を感じます)

 

レンズ豆煮の作り方は簡単です。

野菜(「人参」「セロリ」「玉ねぎ」「にんにく」)のみじん切りが面倒と言えば面倒ですが。

 

レンズ豆の水煮缶があればいいですが、

入手できない場合は、レンズ豆を数時間(できればひと晩)水につけておいた方が調理時間を短縮できます。

 

 

材料はーー分量は各自任せますーー

 

レンズ豆(できれば水煮缶)、

人参、セロリ、玉ねぎ、にんにく、

乾燥ローリエ(月桂樹)の葉っぱ数枚、

ローズマリーの小枝 1本、

オリーブオイル、水(水道水でいい)

塩、こしょう、

ソフトサラミ、ポークソーセージなど

 

 

作り方はーー

 

 (1)

粗みじん切りにした「人参」「セロリ」「玉ねぎ」「にんにく」をオリーブオイルで炒める

(この香味ベースを「ソフリット/ソッフリット soffritto」と言います。フランス料理の「ミルポワ mirepoix」に相当)

(2)

洗って水切りした乾燥レンズ豆、ローリエ、ローズマリーを入れ、材料がかぶるくらいの水を入れて煮込む

(3)

汁気をできるだけ飛ばす がんばれがんばれ

(4)

煮詰まったら塩・こしょうで調味し、完成。

 

作ってみようかな、レンズ豆煮・・・うーん・・・