今年の大みそかの晩、イタリア風にしようか考え中です。
日本では、年越しそば。
イタリアでは、
コテキーノ(ソフトサラミの一種)
の
レンズ豆煮添え。
Cotechino con lenticchie
レンズ豆の形がお金(硬貨)に似ていることから
「来年はお金が入ってきますように」という願いが込められているそうです。
コテキーノは入手できそうにないので、
市販のサラミかポークソーセージで代用するとして。
豚バラ肉でもおいしくできそうです。
何なら鶏肉やラムでもいい。
何なら一緒に煮込んでもいい。
主役はレンズ豆煮なので。
(レンズ豆煮じゃ物足りないからコテキーノを入れてコクを出そうか、というあたりに、イタリア人の食の執念を感じます)
レンズ豆煮の作り方は簡単です。
野菜(「人参」「セロリ」「玉ねぎ」「にんにく」)のみじん切りが面倒と言えば面倒ですが。
レンズ豆の水煮缶があればいいですが、
入手できない場合は、レンズ豆を数時間(できればひと晩)水につけておいた方が調理時間を短縮できます。
材料はーー分量は各自任せますーー
レンズ豆(できれば水煮缶)、
人参、セロリ、玉ねぎ、にんにく、
乾燥ローリエ(月桂樹)の葉っぱ数枚、
ローズマリーの小枝 1本、
オリーブオイル、水(水道水でいい)
塩、こしょう、
ソフトサラミ、ポークソーセージなど
作り方はーー
(1)
粗みじん切りにした「人参」「セロリ」「玉ねぎ」「にんにく」をオリーブオイルで炒める
(この香味ベースを「ソフリット/ソッフリット soffritto」と言います。フランス料理の「ミルポワ mirepoix」に相当)
↓
(2)
洗って水切りした乾燥レンズ豆、ローリエ、ローズマリーを入れ、材料がかぶるくらいの水を入れて煮込む
↓
(3)
汁気をできるだけ飛ばす がんばれがんばれ
↓
(4)
煮詰まったら塩・こしょうで調味し、完成。
作ってみようかな、レンズ豆煮・・・うーん・・・