神戸市立中央図書館で文献調査&吉野家でハヤシライス | 西宮・門戸厄神 はりねずみのハリー鍼灸院 本木晋平

西宮・門戸厄神 はりねずみのハリー鍼灸院 本木晋平

鍼灸師、保育士、JAPAN MENSA(メンサ)会員/IQ149(WAIS-Ⅲ)、日本抗加齢医学会指導士、実用イタリア語検定3級。趣味は読書、芸術鑑賞、小説執筆(2019年神戸新聞文芸年間賞受賞)、スイーツめぐり、香水づくり。

神戸市立中央図書館で文献調査をしました。

(図書館にこもるなんてもったいないくらいいいお天気。暑い!)

 

 

永井荷風の日記『断腸亭日乗』で、

きょうは大正6年から昭和16年まで(やっと前半終了・・・)

(4冊で2200ページくらい・・・)

 

とりあえず

大正7年7月30 ・31日に灸治療を受けたことは分かりました。

腹痛が治るどころか頭痛まで起きて寝込まれてしまったようで、

お気の毒です。

同業者としてお詫びいたします。

 

たぶんこれが、日記に出ている最後の灸治療。

(昭和17年以降の)後半を調べてみないと確かなことは言えませんが。

 

天気が「ぐずつく」というこの下品な言い方ってなんだこれは! とか、

尿に蛋白出てますよと医者に言われても飲みに出かけたりとか、

その気持ちすごい分かるなあと思いながら読みました。

 

大学生の時分に岩波文庫の抜粋版を読んだときは、

震災と戦争と遺言状のところしか興味がなかったのに。

 

ーーー

 

文献調査の後、三宮の吉野家でハヤシライスを食べました。

それなりの味ですが(税込547円の味)、

このメニューを発案したひとはすごいと思いました。

牛丼の具を転用するアイディアには脱帽です。

思えば、牛丼もハヤシライスも、具は薄切り牛肉と玉ねぎです。

 

かなうものなら一度お会いしたい。

一緒にハヤシライスを食べながら賞賛したい。