宝塚歌劇月組公演・ミュージカル『ピガール狂騒曲』を観ました! すみれシチューはやっぱり美味しい! | 西宮・門戸厄神 はりねずみのハリー鍼灸院 本木晋平

西宮・門戸厄神 はりねずみのハリー鍼灸院 本木晋平

鍼灸師、保育士、JAPAN MENSA(メンサ)会員/IQ149(WAIS-Ⅲ)、日本抗加齢医学会指導士、実用イタリア語検定3級。趣味は読書、芸術鑑賞、小説執筆(2019年神戸新聞文芸年間賞受賞)、スイーツめぐり、香水づくり。

宝塚歌劇・月組公演

 

JAPAN TRADITIONAL REVUE

「WELCOME TO TAKARAZUKA -雪と月と花と-』

監修/坂東 玉三郎  作・演出/植田 紳爾

 

ミュージカル

『ピガール狂騒曲』 〜シェイクスピア原作「十二夜」より〜

作・演出/原田 諒

 

を観に、宝塚大劇場に行ってきました。

 

今回は

今年3月に宝塚歌劇団に入団した106期生39人の、5カ月遅れのお披露目公演でもあり、

前半の日本舞踊の部で口上が披露されました。

 

ネタバレになるので詳しくは書きませんが、

「ピガール狂騒曲」は本当にシェイクスピアの「十二夜」の空気を踏襲しています。

でも、こちらは、

時は19世紀末、舞台はパリのピガール地区にある有名なキャバレー「ムーラン・ルージュ」。

ああいう風にアレンジできるものなのかと感心しました。

 

(ちょっと意地悪かつ無粋な指摘ーー歴史考証のお話を。

 

劇はパリ万博の頃という設定ですが、

実際のパリ万博は1855年、1867年、1878年、1889年、1900年、1925年、1937年、1947年に行われています。

ムーラン・ルージュの創業は1889年。

一方、劇中の実在人物の一人であるシドニー=ガブリエル・コレット(1873-1954)がムーラン・ルージュで舞台に立ったのは1907年なので、時期的にはちょっと合わないんですね。

でも、それはそれ。わたしたち観客は純粋にお芝居を楽しめばいいのです!)

 

もう爆笑の連続で、本当に楽しい、

コロナ禍による重苦しい空気を吹き飛ばす元気をもらえるミュージカルです。

 

コレットの小説を久しぶりに読んでみたくなりました。

ロートレックの絵も、また見たいです。

 

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公演前、劇場内のレストラン「フェリエ」

名物の「すみれシチュー」(鶏肉と鶏団子が入ったすみれ色のシチュー)を、

ケーキと紅茶のセットで食べました。

 

 

・ルー ホワイトシチューに紫薩摩芋のピューレを合わせているそうです。
・付け合わせ 左よりスパム・パプリカ・ロマネスコ・うずら卵・キドニービーンズ
・添え物 左より桜漬け・コーンピクルス・コルニッション・小玉葱・しば漬け

 

デザートは「ピガール狂騒曲」のテーマに合わせて、

舞台のムーラン・ルージュを象った風車のケーキ。風車はクッキー。

窓のアラザン(銀色の粒)が大きくてうれしかったです。

 

 

素晴らしい日本舞踊とミュージカルにレビュー、

美味しいすみれシチューにケーキでした。

ありがとうございました。

 

明日から、また仕事(鍼灸施術)を頑張ります!