「サヴィニャック パリにかけたポスターの魔法」展@兵庫県立美術館に行ってきました! | 西宮・門戸厄神 はりねずみのハリー鍼灸院 本木晋平

西宮・門戸厄神 はりねずみのハリー鍼灸院 本木晋平

鍼灸師、保育士、JAPAN MENSA(メンサ)会員/IQ149(WAIS-Ⅲ)、日本抗加齢医学会指導士、実用イタリア語検定3級。趣味は読書、芸術鑑賞、小説執筆(2019年神戸新聞文芸年間賞受賞)、スイーツめぐり、香水づくり。

「サヴィニャック パリにかけたポスターの魔法」展@兵庫県立美術館に行ってきました。

最寄り駅はJR灘駅です。(阪急だと「王子公園」、阪神だと「岩屋」です)


公式サイトより

 

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レイモン・サヴィニャック(1907-2002)はフランスを代表するポスター作家です。《牛乳石鹸モンサヴォン》(1948/50年)に代表されるように陽気でシンプルな彼の作品は、それまでの伝統だった装飾的な要素を排したことでポスターの様式を一新しました。

会期
2018年10月27日[土]-12月24日[月・振替休日]

休館日
月曜日
(ただし12月24日〔月・振替休日〕は開館)

開館時間
午前10時-午後6時(金・土曜日は午後8時まで)
入場は閉館30分前まで

主催    兵庫県立美術館、読売新聞社、美術館連絡協議会
後援    在日フランス大使館/
アンスティチュ・フランセ日本、
公益財団法人 伊藤文化財団、
兵庫県、兵庫県教育委員会、
神戸市、神戸市教育委員会    
特別協力    パリ市、公益財団法人 
日本教育公務員弘済会 兵庫支部
協力    日本航空
特別協賛    大日本印刷
協賛    ライオン、損保ジャパン日本興亜、
サントリーコミュニケーションズ株式会社、 
TKG Foundation of Arts & Culture、住友ゴム工業株式会社
助成    一般財団法人 安藤忠雄文化財団
企画協力    DNPアートコミュニケーションズ

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とにかく、色使いと図案が見事です。
一枚一枚が、事件にまで高められています。


作品ではなくて、事件。


わたしたちはサヴィニャックのポスターを鑑賞するのではなく、目撃するのです


でも考えてみれば、鑑賞の最先端は新しい瞬間の「目撃」「発見」「驚き」であるはず。

 

だからこそ、サヴィニャックのポスターは、

 

「前にも図録で見た、テレビや雑誌の特集で似たようなものを見たことがある、実は作ろうとしたこともある。だから分かるんですよ、この作品の大体の傾向は」

 

という、

絵合わせ=記憶力テストや雑学クイズとしての「鑑賞もどき」から、

わたしたちを解放してくれます。


言い換えると。

この展覧会は、わたしたちの「美術や芸術を鑑賞する力」をはぐくんでくれそうです。

 

おすすめします。


パリに行きたくなりますよ。

本当、行きたい。フランスに行ってみたい・・・