「サヴィニャック パリにかけたポスターの魔法」展@兵庫県立美術館に行ってきました。
最寄り駅はJR灘駅です。(阪急だと「王子公園」、阪神だと「岩屋」です)
公式サイトより
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レイモン・サヴィニャック(1907-2002)はフランスを代表するポスター作家です。《牛乳石鹸モンサヴォン》(1948/50年)に代表されるように陽気でシンプルな彼の作品は、それまでの伝統だった装飾的な要素を排したことでポスターの様式を一新しました。
会期
2018年10月27日[土]-12月24日[月・振替休日]
休館日
月曜日
(ただし12月24日〔月・振替休日〕は開館)
開館時間
午前10時-午後6時(金・土曜日は午後8時まで)
入場は閉館30分前まで
主催 兵庫県立美術館、読売新聞社、美術館連絡協議会
後援 在日フランス大使館/
アンスティチュ・フランセ日本、
公益財団法人 伊藤文化財団、
兵庫県、兵庫県教育委員会、
神戸市、神戸市教育委員会
特別協力 パリ市、公益財団法人
日本教育公務員弘済会 兵庫支部
協力 日本航空
特別協賛 大日本印刷
協賛 ライオン、損保ジャパン日本興亜、
サントリーコミュニケーションズ株式会社、
TKG Foundation of Arts & Culture、住友ゴム工業株式会社
助成 一般財団法人 安藤忠雄文化財団
企画協力 DNPアートコミュニケーションズ
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とにかく、色使いと図案が見事です。
一枚一枚が、事件にまで高められています。
作品ではなくて、事件。
わたしたちはサヴィニャックのポスターを鑑賞するのではなく、目撃するのです。
でも考えてみれば、鑑賞の最先端は新しい瞬間の「目撃」「発見」「驚き」であるはず。
だからこそ、サヴィニャックのポスターは、
「前にも図録で見た、テレビや雑誌の特集で似たようなものを見たことがある、実は作ろうとしたこともある。だから分かるんですよ、この作品の大体の傾向は」
という、
絵合わせ=記憶力テストや雑学クイズとしての「鑑賞もどき」から、
わたしたちを解放してくれます。
言い換えると。
この展覧会は、わたしたちの「美術や芸術を鑑賞する力」をはぐくんでくれそうです。
おすすめします。
パリに行きたくなりますよ。
本当、行きたい。フランスに行ってみたい・・・