大阪・松屋町の「星カフェ SPICA(スピカ)」さんで天体観望会! | 西宮・門戸厄神 はりねずみのハリー鍼灸院 本木晋平

西宮・門戸厄神 はりねずみのハリー鍼灸院 本木晋平

鍼灸師、保育士、JAPAN MENSA(メンサ)会員/IQ149(WAIS-Ⅲ)、日本抗加齢医学会指導士、実用イタリア語検定3級。趣味は読書、芸術鑑賞、小説執筆(2019年神戸新聞文芸年間賞受賞)、スイーツめぐり、香水づくり。

大阪・松屋町のカフェバー「星カフェ SPICA(スピカ)」さんに行ってきました。

 

日本で唯一「天体観望ができるカフェバー」。

ホームレス状態の人が路上で売る雑誌「ビッグイシュー日本版」に載っていて、

前から気になっていました。

 

店内はプラネタリウム、屋上には望遠鏡があります。

 

プラネタリウムも2台あって、

スクリーンとなっている壁の左半分は星座の線つきの星空、右半分は見たままの星空。

その日の大阪の夜空を投影しているそうです。

 

注文したカクテルは・・・

「アンドロメダ」


(ヒプノティック+グレープフルーツジュース+トニック)

 

おつまみは・・・

チーズ&クラッカー。

クリームチーズがおいしかったです。

 

チャーム(お通し)は・・・

ミックスナッツ。

 

ほどなくプラネタリウムのミニ講座。

10分ほど説明を聞いた後、屋上に上がって望遠鏡で星空を見ます。

これは火星。


大阪市内でも、
夏の大三角形やうしかい座のアークトゥルス、
火星、木星、土星は、よく見えるんですね。意外でした。


望遠鏡で星を見るのは初めてでしたが、
 

●こと座のベガ(織姫星)
●火星
●木星
●土星
 

をレンズごしに楽しみました。

惑星の模様や土星の輪が見えたときはうれしかったです。


また、プラネタリウムの説明を聞いてから実際のはくちょう座を見ていると、初めはデネブしか見えなかったのに、星座を構成する星が時間とともに見えてくること、見える星が増えてくることに感動しました。

「認識が対象に従うのではなく、対象が認識に従う」(カント)。
 

カフェバーに戻ると月や木星が壁に投影されていました。

(フラッシュ撮影禁止なので暗い画像です。申しわけありません)

 

2杯目(最後)のカクテルは・・・


夏期限定のノンアルコールカクテル


「天の川フロート」
。

 

円いクッキーにははくちょう座が描かれ、添えられた2つの星は織姫(こと座のベガ)と彦星(わし座のアルタイル)!

 

雰囲気よくてマスターやスタッフの応対もていねい。
さらにプラネタリウムの投影や屋上での天体観望会も体験できる、星好きにはたまらないカフェです。
天体ファンでなくても楽しめます。
(むしろ天体ファンでない方がいいかも)
わたし自身、
今、火星が地球に大接近していて見やすい時期であること(次にはっきり見られるのは15年後)や、「織姫星」のこと座のベガが0等星で星の明るさの基準になっていることを初めて知ったくらいです。


ここは、また行きたい。おすすめします。

※ネットからの予約制です。ご注意ください。

 

 

※「ビッグイシューの記事を読んで来た」のは、わたしが初めてらしいですが、

東京、横浜、名古屋、神戸、三田、石垣島(!)と全国からお客さんが来るみたいです。
すごい!