ある方のご厚意で、
円皮鍼(えんぴしん)をいただきました。
さっそく
自分の左腕で実験してみました。
(本来は絆創膏やテープで覆います)
10分もしないうちに、血管が拡張して皮膚が赤くなりました。
●ランダム化比較試験による筋疲労の回復に及ぼす円皮鍼の効果shamを用いた比較試験
●トライアスロン競技後の筋肉痛に及ぼす円皮鍼の効果 : プラセボを用いた比較試験The Effect of Press Tack Needle Treatment on Muscle Soreness after Triathlon Race : Placebo-controlled Study
など、筋肉痛に効果があると言われています。
ただ、なぜ効くのかについては、
メカニズムについての基礎的研究がないこともあって、
よく分かっていません。
個人的には
※真皮に分布する血管を刺激・拡張させて血流をよくする
※免疫系を活性化してごく軽い炎症を起こすことで、(奇妙ですが)炎症に慣れさせる
生ワクチン、避難訓練のような感じ
※表皮を刺激することで、組織修復を図る副交感神経を優位にさせるオキシトシンを分泌させる
あたりかな、と思っているのですが、うっかりしたことは言えません。
「もとき仮説」として話半分にお読みください。
★ウィキペディアより
皮内鍼(ひないしん)は、鍼の形態の一つで、ごく細く短い鍼を、皮膚組織内に刺入し、絆創膏などで固定して、1日から数日留置する治療法である。昭和初期に群馬県の鍼灸師赤羽幸兵衛(あかばね・こうべい)が考案した。
1970年代に、大相撲の大関旭國が背中に皮内鍼をつけて土俵に上がり、よく話題になったが、現在の力士にはあまり愛用者はいないようである。