事後報告。
兵庫県立芸術文化センターへ
兵庫芸術文化センター管弦楽団 2017-18シーズン第105回定期演奏会
を聴きに行きました。
会 場
芸術文化センター KOBELCO大ホール
近年ますます充実した演奏活動を繰り広げる人気指揮者、井上道義がPAC定期に4年ぶりの登場!近現代のヒンデミットと古典派のベートーヴェンを並べ、その対比を浮き彫りにする意欲的プログラム。ソリストを務めるのは、PACとは3度目の共演で定期初登場、深い音楽性で毎回聴衆を魅了するフランス・ヴァイオリン界の重鎮、オリヴィエ・シャルリエ。エネルギーみなぎる音楽をお楽しみに。
出演者
指揮 井上 道義
ヴァイオリン オリヴィエ・シャルリエ
管弦楽
兵庫芸術文化センター管弦楽団
プログラム
ヒンデミット:序曲「エロスとプシュケ」
ヒンデミット:交響曲「画家マティス」
(休憩 20分)
ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 op.61
●ソリストアンコール曲
J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第3番BWV1006 より
オリヴィエ・シャルリエのヴァイオリン、素晴らしかった。
何より「仕事が丁寧」。
音価をしっかり守っているんですね。
弾き流したり弾き飛ばしたりしない。
その上で、歌ごころがありました。
意外と少ないです。歌ごころのあるヴァイオリニスト。
あと、
第3楽章のカデンツァ(独奏楽器が即興演奏する部分)を聴いているとき、
フランスっぽい、と思いました。
何がフランスっぽいのか言葉で説明するのは難しいですが、
(説明できれば音楽評論家になっています)
日本人やドイツ人ならああいう風には弾かないな、と。
アンコールで弾いたバッハのガヴォットも良かった。
それにしても、ヒンデミット・・・
いい音楽なのは分かるのですが、いつ聴いても、苦手・・・