御影高杉は神戸を代表する洋菓子屋さん。
神戸市民なら一度は食べたい(食べた方も多いでしょう)
芸術品のようなケーキや焼き菓子を作る老舗です。
その御影高杉・本店に行くのはきょうが初めてです。
実は、2017年8月31日に閉店してしまうので、
その前に一度は、と行くことにしました。
10:00開店の15分前、9:45に着いたときは誰もいませんでしたが、
開店時には7-8人行列。
わたしが行列の先頭です。
食べ終わってお店を出る10:35ごろには10人以上の行列ができていました。
朝に行って正解。
テラス席に案内され、メニューを広げます。
ミルフィーユ・オ・フリュイ
(ミルフィーユと果物)
をいただくことにしました。
「ミルフィーユのパイ生地のサクサク感を楽しんでほしいため、
テイクアウト専門のお店には置いていない」
ということらしいです。
見た目、華やか! な、
ミルフィーユ・オ・フリュイ!
実際、パイ生地のサクサク感は素晴らしかったです。
ナイフをミルフィーユに入れたときの音が、とても美味しい。
「音が美味しい」というのは奇妙な表現ですが、
(「美味しそうな音がしました」でしょう、ふつうは)
だまされたと思って、一度ナイフを入れてみてください。
実際に。
本当に、「音が美味しい」。
パリッ、サクッといった擬音語がいかに安っぽいか。
そういう音です。
もちろん味も素晴らしい。
バターの風味がたまりません。
フルーツも、手抜きなし。
紅茶のニルギリも美味しかった。
「紅茶のブルーマウンテン」と称される銘茶ですが、
アイスティーにしておけばよかったかも、とちょっと後悔。
御影高杉は神戸洋菓子の心意気です。
閉店は本当に残念。
ぜひ復活してほしい。お願いします。
またミルフィーユ・オ・フリュイを食べさせてください。