小説における才能について　～小説を書くときに絶対必要なもの～

事後報告。
２０１６年１月４日（月）、キオスクで神戸新聞の朝刊を買いました。
毎月第１月曜日の朝刊に、わたしが毎月投稿している小説部門の結果発表が掲載されるのです。
入選は全文掲載、佳作はタイトルと作者の氏名のみの掲載です。

２０１６年１月分に投稿した小説『初日の出』は、佳作でした。
久しぶりの佳作でうれしかったのですが（本当は悔しいのよ）、今月は年初めだからか、応募数が９作と少なかったためか、全員佳作でした。
選者からのサービスーーお年玉のようなものですね。

入選作『Aと妖精』の作者は、何と！
加古川市在住の（わたしの実家も加古川市でして）１５歳の女の子！
中学３年生か、高校１年生ーー並みいる常連（わたしも常連組のひとりです）をおさえてですから、快挙という他はありません。

入選作を読みながら、

「彼女ーー小南明花音（こみなみ　あかね）さんは、小説を書く才能がある」

と感心しました。
感心しながら

「どうして彼女に才能があると思ったのか？　小説を書く上で必要な素養は何か？」

と考えました。

きょうの記事は、現時点でのこの問いに対するわたしの答えです。
簡単に言うと

自分の作る世界と表現に自信（責任）を持っている

ということ。
自分の世界を他人に見せるのは、とてもこわいんです。

「お前、おかしいんちゃうか」

と怪しまれるリスクを抱えることになるからです。

「いいひと」と思われたいひとには、小説は書けません。
「お前そこまで言うか」と笑われるのがこわいひとには、小説は書けません。
「常識」からそれることに抵抗があるひとには、小説は書けません。
「危険人物」「変人」と言われて「そうでしょう」と胸を張れないひとには、小説は書けません。

もう一つ。
おそらく彼女は「自分にとっての『いい小説』『ダメな小説』の基準」を作れる程度には読書しているはずです。

インプットなくしてアウトプットはありません。
わたしも頑張ります。

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実際はものすごく気持ちいいです。

＊＊＊

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