日本酒を飲んでキレイになろう！〜αGG（α-グルコシルグリセロール）と機能性食品としての日本酒〜

きょう、明日の２日間、西宮神社で

西宮酒ぐらルネサンスと食フェア

が催されています。

（日本酒の仕込みが始まる「日本酒の日(10月1日)」にちなんでいるとか）

西宮商工会議所が出すお店（フランクフルト、フライドポテト、ビールなどを販売します）のスタッフのひとりとして、明日の午前中（１０－１２時）、わたしも参加します！

※明日の午後に患者さまを治療するのでお酒は１滴も飲めません・・・orz

ご存知の方は復習としてーー
実は西宮市は、灘五郷（なだごごう）と呼ばれる「灘の生一本（きいっぽん）」（日本酒）の生産地の一つです。

明治中期以降の灘五郷は

今津郷：西宮市今津地区　大関・扇正宗など

西宮郷：西宮市浜脇・用海地区　白鹿・白鷹・日本盛・島美人など

魚崎郷：神戸市東灘区魚崎・本庄地区　桜正宗・金正宗・浜福鶴など
御影郷：神戸市東灘区御影地区　白鶴・菊正宗・剣菱・福壽・灘泉など

西郷：神戸市灘区西郷地区　沢の鶴・富久娘など

です。

そういうわけで、きょうは日本酒の栄養分について。

αGG

（アルファ・グルコシルグリセロール）

という、清酒（日本酒）や味噌、みりんなどの伝統的な発酵食品に含まれている糖グリセロール（グリセリンに糖がくっついている化合物）の一種です。

近年、このαGGにさまざまな健康・美容効果があることが分かってきました。

・1. 甘味度　※甘さはショ糖の約半分で、後味もすっきり 

・2. 熱安定性　※調理等の加熱に対し安定

・3. メイラード反応性　※アミノ酸と反応しないため製造工程上での変化が僅少 

・4. 保湿性　※グリセリンやソルビトールに比べ、保湿性に優れている

・5. う蝕性　※虫歯の原因にならない
・6. 消化性　※小腸でわずかに消化される難消化性。他の糖質の消化を抑える

・7. 血管内皮細胞増殖促進

・8. 血糖値上昇抑制

・9. 細胞賦活 

・10. コラーゲン産生促進

・11. ヒアルロン酸産生促進

・12. 抗菌

・13. 中性脂肪蓄積抑制 

・14. 刺激緩和作用

・15. きしみ感、つっぱり感の防止

・16. 抗アレルギー作用

・17. がん細胞増殖抑制作用

美味しい日本酒を飲んで、きれいになりましょう！
（アルコールがダメな方は、たとえば日本酒を軽く沸騰させてアルコール分を飛ばした液体を料理に使うといいでしょう。１００℃程度の加熱やアミノ酸と混じっているくらいなら、αGGは変性しません）

でも、飲み過ぎはいけませんよ。（やっと鍼灸師らしい発言が）
お酒が飲めるひとでも、多くても１日１合までに。

【参考URL】https://www.hakushika.co.jp/alphagg/feature.php
「白鹿」さんのホームページから。本社は、西宮市！

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