新年早々笑ってきました 〜笑福亭仁鶴一門会 新春寄席2015@神戸文化ホール~ | 西宮・門戸厄神 はりねずみのハリー鍼灸院 本木晋平

西宮・門戸厄神 はりねずみのハリー鍼灸院 本木晋平

鍼灸師、保育士、JAPAN MENSA(メンサ)会員/IQ149(WAIS-Ⅲ)、日本抗加齢医学会指導士、実用イタリア語検定3級。趣味は読書、芸術鑑賞、小説執筆(2019年神戸新聞文芸年間賞受賞)、スイーツめぐり、香水づくり。

きょうは神戸文化ホール(中ホール)へ

笑福亭仁鶴一門会 ~神戸文化ホール 新春寄席2015~

を聞きに行きました。



神戸文化ホールの玄関口には門松が。

出演者と演目(根多)は次の通り。

笑福亭 扇平(せんべい):「天災」

笑福亭 仁嬌(にきょう):「代々木裁き」

笑福亭 仁智(じんち):「ハードラック」

中入=休憩

わんだふる佳恵:(マジック)

笑福亭 仁鶴(にかく):「道具屋」


当然ながら、後にいくほど上手でした。

語り方が自然で、
表情豊かで、
緩急メリハリのあるリズムで、
予想させない展開で飽きさせない・・・絶えず新しい情報=ネタを提供する一方、繰り返しの部分はニュアンスを変えながらサゲまで盛り上げていく。


新春早々、たくさん笑わせてもらいました。

高座(こうざ)の仁鶴師匠は、テレビ出演時の雰囲気とまったく同じ。
「どこを切っても
仁鶴のまま」という感じで、スタイルが確立しているところはさすがだと感心しました。

帰りがけ、
「サザエさん」を描いた漫画家の故・長谷川町子さんの話を思い出しました。

長谷川町子さんはちょいちょい寄席を見に行った。
「噺家の風格が好きだから」。

仁鶴師匠には「噺家の風格」、「芸人の風格」がありました。

風格とは何か、言葉では言い表せませんが、確かに感じられるものですね。