フランドル風カルボナード(牛肉のビール煮) 〜お中元のビールの使い道〜 | 西宮・門戸厄神 はりねずみのハリー鍼灸院 本木晋平

西宮・門戸厄神 はりねずみのハリー鍼灸院 本木晋平

鍼灸師、保育士、JAPAN MENSA(メンサ)会員/IQ149(WAIS-Ⅲ)、日本抗加齢医学会指導士、実用イタリア語検定3級。趣味は読書、芸術鑑賞、小説執筆(2019年神戸新聞文芸年間賞受賞)、スイーツめぐり、香水づくり。

患者さまからいただいたお中元のビール。
どうしよう。


実はビール党ではありません。
(シングルモルト・ウィスキー派。「山崎12年」「ラフロイグ10年」)


「フランドル風カルボナード」

を作って食べました。
正体は

「牛肉のビール煮」

です。

【材料】
牛肉(外国産の脂身の少ない肉、しっかり噛んで食べる肉の方がいい)

タマネギ
にんじん
じゃがいも

※本式はタマネギだけらしいけれど、まあよいではござらぬか

固形ブイヨン(コンソメ)
クレイジーソルト

※本式はテンサイから作った粗糖「ヴェルジョワーズ(vergeoise)」や粒入りマスタードも必要らしいけれど、まあよいではござらぬか

ビール(今回はキリン「一番搾り」1650ml おおかた1升!

※本式はベルギービール 以下同文

食パン(ちぎって一緒に煮込む。とろ味づけです)

※本式はパン・デピス(Pain d'Epices 蜂蜜とスパイス入りのライ麦パン)以下同文

【作り方】※簡単。フライパン1つで作れます。(男の自炊料理はそんなもんです)

(1)肉と野菜を炒めてからビールを注いで煮込む。
(2)調味は固形ブイヨン(コンソメ)、クレイジーソルトで。

※クレイジーソルトがなければ、塩・こしょうに、
ローズマリーなりタイムなりバジルなり好みのハーブを入れて煮込む。大葉(しそ)も面白いかもですね。

(3)アクをとったら食パンをちぎって入れ、さらに煮込む。

野菜に火が通って煮汁がフライパンの底に少し残るところでできあがり。

肉がとてもやわらかくて、びっくりでした。

「ピアノの詩人」フレデリック・ショパンも食べたであろう
(恋人ジョルジュ・サンドの家のメニューに入っていた)
「フランドル風カルボナード」、いかがでしょうか。

注意:ビール党に気づかれないように作りましょう。煮込む前に飲まれてしまうから。