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いつもの会場、大崎の品川スポーツヒルズで。今日は2FのAスタジオです。
お待ちしてます♪

$Harri’s Choice (人生は選択 . . . か?)

(写真は2/20のドラムサークルでサンバのバテリアと一緒にやった場面)


ところで昨日は演劇集団キャラメルボックスの公演に初めて行ってきた。
http://www.caramelbox.com/stage/halftime2010/index.html

なかのZERO大ホールで20列目だったんだけど、ちょっと会場が大きすぎて残念でした。
「ハーフタイムシアター」と題してタイムトラベルもののSF2本だてという(どこかで聞いたことない?)公演でストーリーは面白くて見所のある芝居だと思うけど、役者の発するエネルギーが分散しちゃって薄められたものしか届いてこない(声に残響がありすぎて聞き取りにくい)。そのせいか役者の個性もあまり響いてこなかった。

劇団の総指揮・加藤さんのこだわりの選曲というのも気になってたんだけど・・・ほとんどJポップなんだ・・・。これもまた薄~く感じられた原因なのかも? 最大公約数的な薄さかな? 音楽と効果音の音響は良かったけど、曲のイメージがかなり観客の想像力を限定させてしまっている気がした。

キャラメルファンのみんなはどう感じてるんだろう?
昨日、清水靖晃&サキソフォネッツの公演記事を「エンタテインメント」というテーマにしましたが、クラシック音楽は元々はアート・芸術として語られるんだろうなと思いつつ、あえての選択でした。

音楽って音を楽しむって書くからエンタテインメントだって言えばその通りだけど、クラシックの世界には、エンタテインメント寄りになるのをよしとしない人もいるんだろうな~と感じています。でもあのコンサートは明らかに心躍るような体験だったし、エンタテインメントと一口で言うには失礼だろうし、もちろんかなりアート寄りだとは思うけど「芸術」とは書きたくなかったんです。

「芸術」ってなんか重い言葉ですよね。やたらありがたがってお金出したりへりくだったり、音大の先生たちがしかめっ面して生徒に指導しているイメージです。

最近ワークショップデザインの講座を受け始めてから「アートと教育」等という言葉が頻繁に登場してきて、アーティストと呼ばれる人の活動について今まで以上に考えています。

「art」を日本語に訳すと芸術と技術って二つの意味があるもんね。僕の好きな本で「禅とオートバイ修理技術」というへんな小説があるんだけど、原題は"Zen and the Art of Motorcycle Maintenance"。

禅とオートバイ修理技術〈上〉 (ハヤカワ文庫NF)/ロバート・M. パーシグ

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若い頃は原題をみて修理技術も高めれば芸術なのか~! なんて勘違いしてましたが、アートって元々日本語の「芸術」のような堅い言葉じゃなくて柔らかな言葉なんだなと知りました。

でも音楽の世界にはまだまだアートとエンタテインメントの境界線があるような気がします。

清水靖晃が今取り組んでいることは、自分自身が楽しんでクラシック音楽を解体し再構成しているような気がしますが、芸術性を崩すことなくエンタテインするという凡人には出来ない職人技で(サキソフォネッツの4人も芸大主席卒業とかすごい経歴の若者たちです)、まさにアーティストと呼ぶにふさわしいでしょう。

でもこの頃の風潮としてどこもかしこもレコード会社の名前が「なんとかエンタテインメント」になってるのが横に習えみたいでカッコ悪いよね。


オレも名刺にEntertainment Companyって書いてるけどね(笑)。
先週土曜日(2/27)のこと。青学ワークショップデザイナー育成プログラム(WSD)の演習を終え(でも実習の打ち合わせは途中で抜けて)錦糸町へ。すみだトリフォニーホールで働くWSDのひとつ先輩(2期生)サトちゃんのお誘いで清水靖晃&サキソフォネッツ「J.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲」公演に行ってきました。

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1983年の清水靖晃&サキソフォネッツの「北京の秋」(コール・ポーターなどの1930~40年代のスタンダード曲を新しい解釈でカバーしたアルバムで間違いなく日本のジャズ史に残る名盤)はコロムビアレコード新入社員の頃に宣伝で携わっていたが、実は今回が初ライブ。それにしてもマライアの清水靖晃がバッハに行き着くなんて! 最近の活動を知るにつけ驚きでしたが、果たして・・・

いや~あ、恐れ入谷のクリアキン!! 素晴らしいコンサートでした。脱帽です。これを見逃さなくて本当に良かった。音楽業界にいながらお金を出してクラシックのコンサートに行くのは初めてでしたが、自分の中のクラシックの概念が変わりました(クラシック音楽界ではこういう演奏形態は異端なのでしょうか?)。編成はコントラバス4人(終止ユニゾン)とサックス奏者5人。もちろん生音。キャパ1800のこのホールの設計が良いのでしょう。3F席は実にすばらしい音響でした。

門外漢なので詳しいことはわかりませんが、多分バイオリンとかの弦楽器(もしくはピアノ?)の為に書かれた楽曲群をサックス5本(+コントラバス)のアンサンブルで見事に異次元の表現にしてしまった清水靖晃の手腕とサキソフォネッツの演奏に大拍手です!

終演後はその日が誕生日だったサトちゃん+WSD2期のお二人の4人で近くのベトナム料理屋でミニパーティー。ありがとうね、サトちゃん。おめでとうでした。

オマケ:「北京の秋」A面1曲目の Just one of those things