皆さんこんにちは!
久しぶりにブログの更新です。
今日は、私の子どもの頃の話しをしたいと思います。
私は、小学生の頃から中学1年生の約7年の間、東京都町田市にある小さな整形外科病院で、機能改善のためのオペをしていました。
同じ目的で入院している患者さん(ほとんど子ども)が多く、入院というよりも合宿に近い感じの入院生活でした。
今回は中学1年生の入院中、リハビリでの出来事についてお話したいと思います。
私は、中学1年生の夏休みに2週間のオペを含む入院をしました。
この時に行った手術は、左肩の筋解離術。当時、左腕の不随意運動が強かったのと、腕を前に持っていくのが難しかったので、少しでも腕が前に来て楽に過ごすことができるようにということでオペをしました。
その入院中の術後4日目の日によくリハの時間が被っていた友達(ダースー・当時21歳)とちょっとだけケンカしました。
リハビリでは、約1時間みっちりと担当の理学療法士さんと一緒にリハビリをします。
当時は術後4日目だったのですが、早期離床と早期の回復を重視していたので術後すぐから普通に筋トレメニュー並みのリハビリをしてたくさん身体を動かしていました。
私が当時お世話になった理学療法士さんは、20代前半の可愛らしい先生で、身長も私と同じくらいの先生でした。
担当になったのは、前回の入院を含めて2回目。小6の入院のタイミングで新卒1年目で初めて担当になりました。
おっとっと💦
話が脱線しちゃいましたね・・・
術後4日目に、リハビリをしていた日のこと。
左側を下にして側臥位してリラクゼーションをしていた時に、筋緊張が出てしまい、肩に一気に痛みが走って「ヒィ…‼」と声にならない声が出てしまいました。その後、徐々に痛みが出てしまい、「痛~い😭😭😭😭」と半泣き状態に・・・
すると、真横でリハビリをしていたダースーが、「うわ~、ゆいぴょんちゃんこんな痛みも我慢できないの?(笑) ダッサ~😏」と煽ってきまして・・・ さらには、ダースーの担当の先生まで、「ゆいぴょんちゃん、痛みに負けずに頑張って~!」と言ってきて、ダースーに言われた悔しさと、自分の肩の痛みが相まってさらに大号泣でした。
それでも、私のリハの先生は淡々とほぐし続けていました。
その後、担当の先生を含めた周囲の大人から、アレコレ言われて… 当時の私はノックアウトに近い状態でした。
そして、すべてのリハビリが終わって帰り際に、「ダースーのバカ!もう知らない!」と捨て台詞のように言い放ってその場を後にしました・・・ ←今思うと、当時21歳のお兄さんによく生意気なことを言っていたなぁと大人になった今になって思います。あの時はごめんね💦
その後3日間は一切口を利かずに過ごしていました。ケンカして4日目の時に彼がキャラメルコーンのお菓子を持ってお詫びに来てくれて、仲直り。ということがありました。
この話を、今でも繋がりのある本人と話す機会があって話をしていたのですが・・・
「今だから言えることだけどね…」と彼は言って、「あの時、俺はゆいぴょんに成長してほしかったんだよ。こんな痛みに耐えられないようだと、これから社会に出たときに生きていけないと思ったから、応援の気持ちを込めて言ったんだよ。」と教えてくれました。
確かに、周りは私に「これくらいの痛み・辛さがあるけど、みんな頑張ってるから、あなたもできるよ!頑張ってね!」という意味で言ってくれていたんだなと、大人になった今になって改めて気づくことができました。
誰かに対して感情をむき出しにして負の感情をぶつけたのはこの出来事が初めてだったので、今でもかなり鮮明に覚えています。
この経験があって、今の私がいるので、ちょっぴり苦い思い出だけど、良い経験ができて良かったと思います。
11年前の自分に「あなたなら大丈夫」と伝えてあげたいなぁ・・・



