ながらくご無沙汰していました。
僕はずっと、どうしたら人は本来持っている力を発揮できるのかを追求してきました。
物心ついたころから萎縮して
周りの子はできるのに僕はできていないという自分の体験をとおして。
今伝えているアイリッシュハープの弾き方も
自分ができていないという体験をとおして
できないところから、本来の力を使える感覚を取り戻していくということをお伝えしています。
人って、何かをするときに
不安から始めると、うまくいかなくなります。
レッスンのときは、安心して集中していただけるよう意識しています。
ただ弾くことに、夢中になれているとき
ハープは響きます。いい音が出ます。
指は勝手に動きます。
自動演奏状態になります。
ここの感覚、ゾーンに入る感覚を体験していただくこと。
毎日ここの研究をしています。
生徒さんから、ハープを弾くようになってから人前でスピーチができるようになったとの報告がありました。
本来持っている感覚が使える状態をハープで体感し続け
それが日常に応用できたのでした。
ただの趣味ではなく、日常に応用できることをずっと意識していたので報告をお聞き出来て良かったです。
これからも、お役にたてるよう伝えていこうと思います。
そして、最近意識していることは
浸るです。
僕はハープのおかげで、浸るという体験ができるようになりました。
分析、判断しない境地です。
ただ聞くだけ。
ただ受け取るだけ。
100%の受信モード。
この状態もレッスンでお伝えしています。
「ほかの楽器が。さらに集中して弾けるようになった」
「弾いているけど、聞いているという境地がわかって、ほかの楽器の音も変わった」
という報告をお聞きしています。
大人になると、聞いているけど
でも何も考えられなくなるぐらいまっさらになれることは、なかなかないので。
だから伝えたいです。
自分の鏡を磨いていく喜び。
ハープは一生かけて自分の鏡を磨いていける楽器です。
人は最高の受信能力を秘めていて
一生かけて深めていけます。
コンサートは、僕がどれだけ受信能力を深めているのかを共有していただける時間。
そして、共に
受信能力を深め合う時間。
次回にコンサートの案内をさせていただきます。