大盤解説レポート
第43期女流名人戦
里見香奈女流名人に上田初美女流三段が挑む、第43期女流名人戦は、上田女流三段が開幕2連勝でいきなり奪取に王手となりました。迎えた第3局は、1月29日(日)、千葉県野田市の「関根金次郎名人記念館」で行われました。当日は、併設されています「いちいのホール」にて大盤解説会が開催されました。ここでは、さらに併設されました臨時大盤解説会会場の模様をレポートしたいと思います。先手・上田女流三段、後手・里見女流名人。
まずは、日本将棋連盟関根金次郎支部の方が解説。この大盤解説会も8年目を迎えて、最初の年は清水市代女流六段が矢内理絵子女流五段から女流名人を奪取し、翌年に里見女流名人が清水女流六段から奪取。それから里見女流名人が防衛し続け、「関根金次郎名人記念館」で行われる時は、いつも里見女流名人が勝っているというお話がありました。
やがて斎田晴子女流五段が登壇され、支部の方とともに局面を解説。
そして青野照市九段も登壇。プロによる解説会となりました。
解説会が始まった時は、どちらが優勢ともつかないという解説でしたが、上田女流三段の方に良くない手が見られ、劣勢に。
青野九段も「1局、2局は素晴らしかったが…」と。やがて終局。84手で上田女流三段が投了となりました。
この大盤解説会の模様は、2月5日配信の「将棋本!メールマガジン」で詳細レポートしますので、そちらもよろしくお願いします。
将棋本!メールマガジン
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そして第4局は、岡山県真庭市の「湯原国際観光ホテル菊之湯」で行われます。