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新刊情報

新刊将棋本!


将棋・名勝負の裏側―棋士×棋士対談―/将棋世界・編/税込1663円/四六判/224頁/日本将棋連盟・刊/マイナビ・販売




「勝負師の本音を聞くには、棋士同士に語ってもらうのが一番いい」(まえがきより)
本書は将棋世界の人気連載「棋士が聞く、プロ対談」並びに「棋士に聞く、本音対談」から15組の対談を抜粋し、再編集したものです。 第1局の郷田真隆九段×金井恒太六段から始まり、第2局 鈴木大介×永瀬拓矢、第5局 佐藤康光×飯島栄治、第11局 森内俊之×上田初美などなど、いずれも面白い組み合わせ。 互いの将棋について、棋士同士だから話せる切り口で対局の真相を語っていきます。また、書籍化にあたり5名のトップ棋士に対談中話題に上った対局についての解説を追加収録しています。  普段はなかなか見られない棋士の素顔が満載の一冊です。



藤森流中飛車左穴熊破り/藤森哲也・著/税込1987円/四六判/312頁/マイナビ・刊




中飛車左穴熊は、まず飛車を5筋に振って、相手の様子を見ながら、自玉を左右のどちらに囲うか決める柔軟で合理的な作戦。菅井竜也七段が連採して高勝率をあげ、今泉健司四段がこれでプロ合格を勝ち取ったことで一気にメジャー戦法となりました。これまで今泉四段や杉本昌隆七段による中飛車左穴熊目線の戦術書は出ており、これに苦しめられてきた方も多かったと思います。 そんな方に是非読んでいただきたいのが本書で、現在主流となっている指し方△2四飛△2五歩型から藤森四段らしさ全開の超攻撃的な対策(鬼殺し風藤森スペシャル)や一風変わった作戦(△7六飛パックンチョ戦法)まで、なんと10個もの中飛車左穴熊の撃破法が書いてあります。これを読めば中飛車左穴熊はもう怖くありません。  自分の棋風に合った形を見つけて、是非実戦で試してください。