小諸城址「懐古園」を歩く | はろはろはうすの<何を食べようか>

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夕べ何を食べたかも忘れてしまうオッサンの、気が向いたらの日記です。

4月1日

 

小諸城址「懐古園」を歩く。

 

ここから見る千曲川が

子供の頃から好きだったなあ。

 

 

そして何と言っても

小諸城で特筆すべきは、

まさに自然の要害と呼べる

掘の深さと地形の迫力である。

 

 

 

そして平日は昔から

訪れる人も少なく、

とても静かなところだった。

 

およそ50年以上も前になるが、

よくこの辺りでコクトーの詩集や

啄木や中也や赤彦や

漱石や芥川の文庫本なんかを

ひとりで静かに読んでいる

中学生か高校生を見かけたとしたら、

それは私である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

馬場から本丸へ。

 

 

 

そして石垣の上を通って

天守台へ。

 

 

 

 

 

 

こちらは本丸跡。

 

 

天守台へ。

 

 

ここには3層の天守閣が

建っていたという。

 

 

 

子供の頃はここの石垣を

平気でよじ登ったり降りたりして

遊んだっけ。

 

今は下を覗くのも

怖くてしかたがない。

 

 

 

 

 

 

 

 

天守台を降りて本丸跡へ。

 

 

 

 

この池も懐かしいなあ。

 

 

 

 

 

 

 

 

この鏡石はそういえば昔は

横に置かれていたっけ。

 

もっと大きな石だった様な

記憶があるが、

実際はこんな大きさだったのか。

 

 

こうして何十年かぶりに

懐かしい場所を歩いてみると、

子供の頃の印象と

大人になった現在の感じ方の

ギャップが新鮮で面白い。

 

こうして思えば自分にも、

いい故郷があったのだなあと

しみじみと思ってしまう。