11月3日
今日は栃木県小山市の
古墳巡りに出かけよう。
先ずは台林寺へ。
この寺の住職であった宇都宮広亮が
戊辰戦争の折に日光山内に
逃れてきた幕軍を説得し、
会津方面へ落ち延びさせて
日光を戦火から救った話は有名である。
隣には天満宮。
寺には壬生藩の家老で、
伝馬宿や飯塚河岸の建設に当たった
九津見定利の墓がある。
こちらかな。
この風景もそうした歴史の中で
作られていったものなのだろう。
こきから少し歩いたところに
摩利支天塚古墳がある。
全長120メートルの
巨大な前方後円墳である。
先ずは登ってみよう。
前方部もなかなかの高さがある。
当時の堀の跡を、
上から確認しながら進んでいく。
後円部の上には
摩利支天が祀られている。
高さがあります。
この高さと大きさが、
被葬者の権力の大きさを
表している訳だ。
改めて実感。
そしてよくもここまで破壊されずに
残されてきたものだと驚嘆。
とにかく凄いなあという
言葉とため息しかありません。