もし家族のどなたかが、
少しでもおかしいと感じたら、
病院で診察を受けていただきたいです。
認知症外来という名前は、
何となく抵抗を感じるけど、
今では物忘れ外来という名の診療科を
開設している病院もあります。
高齢者だけではなく、
現役世代の方でも、物忘れが気になれば、
診ていただくことができます。
物忘れ外来の方が、
本人を病院に連れて行くのに、
誘いやすいですし
本人も、自分が日常で
物事を思い出せなくなっている
自覚があるので、
物忘れ外来と言えば、
「そうそう、最近物忘れ多いわ」って、
納得しやすいと思います。
母がおかしいって最初に言ってくれたのは、
弟のお嫁ちゃんでした。
帰省してくれていたある日、
母の様子が変わっていた、と。
キッチンの隅っこに座って、
ボーッとしていたらしい。
義妹は病院で仕事をしていて、
日頃から高齢の方々と接していて、
気づいてくれた。
そしてすぐに、
弟が脳神経外科に連れて行ってくれて、
物忘れ外来→早期認知症外来へ。
今に至ります。
早期のアルツハイマー型認知症は、
進行を抑える(遅らせる)お薬があります。
治すことはできなくても、進行を遅らせて、
少しでも長く今の状態で
過ごせる可能性があるのです。
早期認知症外来で、
アルツハイマー型であるか検査を
受ける前から、
ドネペジル3mgを飲み始めた母。
それに加えて、
デイサービスにも行き始め、
驚くほど笑顔が増えました
突拍子もない話をしたり、
引き出しの中がぐちゃぐちゃになっていたり、
同じことを何回も聞いてきたり、
時々イラッ💢とすることもあるけれど、
それでも母の笑顔が増えたこと、
家族の喜びとなっています。
家族の方が、
最近おかしい、
何回も同じことを聞いてくる、
物をどこに片付けたか分からなくなった、
どんな些細なことでも、
気にかかることがあれば、
病院に行くことを考えてみてください。
少しでも早い方がいいと思います。
よろしくお願いします
この本、本当に参考になりました。ぜひ‼️