
一歩踏み出したいのに、
動けない夜があります。
やってみたい気持ちはあるのに、
怖くて、体が止まってしまう。
そんなとき、
あなたの中にある“星”は、
まだ眠っているだけ
なのかもしれません。
星の種を運ぶ猫
第4夜 「勇気の星」
いろいろな星があります。
安心の星。
やさしさの星。
希望の星。
そして――
とても静かに光る
勇気の星もあります。
勇気の星は
とても小さな光です。
ぱっと明るく輝く星では
ありません。
遠くから見ると
そこにあることさえ
気づかれないほど
静かな光です。
だけどその星は
誰かが
ほんの少しだけ
前に進もうとしたとき
そっと
目を覚まします。
たとえば
ほんの少し
声を出してみようと思ったとき
ほんの少し
自分の気持ちを大切にしてみようと思ったとき
ほんの少し
「やってみようかな」と思えたとき
そのとき
勇気の星は
ほの……っと
やさしく光り始めます。
勇気は
大きな音では
現れません。
大きな音では
現れません。
どーん、と現れるものでも
きらきら強く
輝くものでもありません。
それは
胸の奥で
とくん、とくん、と
静かに灯る光です。
夜の世界を歩いていると
ルミナは
そんな勇気の星が
生まれる瞬間に出会うことが
あります。
暗い森の中で
立ち止まっていた心が
そっと一歩だけ
動いたとき
その近くで
小さな星が
ぽっ……
と光るのです。
ルミナは
その光を見つけると
とても大切そうに
そっと近づきます。
勇気の星は
とても繊細だからです。
強い風に当てないように
消えてしまわないように
両手で包むように
やさしく運びます。
そして
その星がいちばん必要な場所へ
そっと届けます。
もしかすると
あなたが
ほんの少しだけ
前に進もうとした夜にも
勇気の星は
生まれていたのかもしれません。
もし今
まだ光っていないように見えても
だいじょうぶです。
勇気の星は
気づかれないくらい
静かに光る星だからです。
でも
たしかにそこにあります。
あなたの心の中で
ちゃんと
とくん、とくん、と
光っています。
そして今夜も
ルミナは
その小さな光を探して
夜の世界を歩いています。
しずかに
しずかに
星を運びながら。✨🐈⬛🌙
勇気は、
特別な人だけのものではありません。
あなたの中にも、
静かに光る
小さな星があります。
その光は、
消えたわけではなく、 ただ
まだ
やさしく
眠っているだけです。
あなたの中の小さな星も、
きっとまだ消えていません。🌙
※この物語は、読むだけで自然と
無意識に届き、ゆっくりと
書き換える仕組みになっています。
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