「しつけが足りなくて問題行動を起こす子は、まずいない。」
これは、心療内科医で子育てカウンセラーの明橋大二先生の言葉です。
では、子供は(大人も)は、どうして問題行動を起こすのでしょうか?
それは、「自己肯定感」が低いからだそうです。
「自己肯定感」とは、「良い意味での自信」のようなもので、これが高ければ、「自分は生きている価値がある」と感じることができます。
そして、良い人間関係を築いたり、目標を達成したり、充実した人生を送りやすくなります。
でも、日本人の子供の自己肯定感は、他の国と比べてかなり低いそうです。
「自己肯定感」を育てるために、一番有効な言葉は「ありがとう」だそうです。
アドラー心理学でも、「褒める」ことを、あまり良しとしていませんが、
「お片付けできて偉いね!」は、上から目線だし、「時に、片づけられない自分はダメ人間」と感じます。
でも、「片づけてくれて助かったわ。ありがとう。」だと、「自分は役に立つことができる人間なんだ。嬉しい!」と感じます。
私は、若い頃は、あまり小さい子供達に、こんな風に接することができていませんでした。
でも、年を重ねれば重ねるほど、小さな子供達や大人の生徒さんから教わることの方が多く、また、私の方が「自己肯定感」を育ててもらってることに気づきました。
今では、「私と一緒に時間を過ごしてくれてありがとう。」
「私から英語を習ってくれてありがとう。」
「おかげで、私の人生は充実してるよ!」
と、心から感じられて幸せです!
ありがとうございます。
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