35歳年上の夫は師匠でエイリアン! 

35歳年上の夫は師匠でエイリアン! 

【夫】台湾人 × 【妻】日本人

国際結婚? いえ、惑際結婚ですから!

気がつけば2男1女。

あの男を見ていると、とても同じ人類だとは思えない。
漢方薬を水なしで飲めるなんて
一体どんな味覚をしてるんだ、あのおっさんは。

$35歳年上の夫は師匠でエイリアン! ~この男を 『先生』 と呼ぶ生活は、毎日が未知との遭遇である~



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【エイリアン、この地球外生命体。】

台湾で高校教師をしていたこの男。留学するために来日。
大学院を2つハシゴした後、 「老後のためにいいかな?」 と
日本で鍼灸師の資格を取得。

この後、鍼灸の奥深さに魅せられ、老後もへったくれもなくなり、
すごい先生がいると聞きつけた北京へ渡る。
        
中国光緒皇帝の専属医師・康茲賡先生の弟子で、
今なお中国・台湾で高名な治療家、故・修養齋先生から
6年間に渡り、皇漢医学と鍼灸を学ぶ。
        
日本で開業後も、度々北京へ渡って教えを請い、
修先生が渡台した後も交流させて頂いていた。

まあ、それはそれでいいんだけど。
ねえ、一体何のために2つも大学院出たの...?
しこたま学費を出したお義父さんに心底同情しちゃうわね、この半生じゃ。



 

 

 

先日、美容院で

女性週刊誌をめくっていたら。

 

 

 

“年齢と共に増える

シワやシミ対策”

 

 

 

こんな特集があり、

大いに興味をそそられた。

 

 

 

 

ほうほう?

どれどれ...

 

 

 

 

記事中には、対処法が

いくつも書かれていたのだが。

 

 

 

私が気に入ったのは、

 

 

 

 

”鏡を見ない”

 

 

 

 

これだった。

 

 

髪を切ってもらっている最中で、

大きな動きは控えなけばと堪えつつ。

 

内心、爆笑だった。

 

 

 

 

ちなみに。

 

これなら、私は

毎日実践している。


 

 

 

 

「はいはい。何も見なかったー」

 

 

 

 

 

こう唱え始めて、

もう何年になるだろう。

 

 

いつの間にやら。

 

私もすっかり

おばさんになったわけね。

 

 

 

 

 

 

あの頃。

 

学校に入学したと思ったら、

妊娠していることが判明。

 

秋には、出産。

 

その後は、子育てと

並行して、学校通い。

 

 

今、こうして

文字にしてみると。

 

 

もしかしたら。

 

少しばかり

ジェットコースター的

だったのかもしれないが。

 

 

 

でも、

不思議なもので。

 

あれから20年以上経った今、

当時を振り返ってみると。

 

 

 

大変だと思っていたこと。

辛いと思っていたこと。

 

 

 

どれも、これも。

みんな、みんな。

 

 

思い出すたびに、

どういうわけだか。

 

キラキラとした

記憶として蘇ってくる。

 

 

 

 

ああ。

 

あの3年間は、私の人生で

かけがえのない日々だったんだと。

 

 

 

 

 

あれほど、

 

 

 

 

「ええい。一日も早く卒業したい!」

 

 

 

 

こう切望していたのに。

 

 

 

 

 

実は。

 

私は、出産前に受けた試験を

ひとつ落としていたのだが。

 

 

 

 

 

「出産祝いです」

 

 

 

 

 

担当の先生が、こう言って

目をつぶってくれた。

 

本当に有難かったから、

今でもよく覚えている。

 

先生。

 

その節は、どうも

ありがとうございました。

 

 

 

 

 

きっと、

人間にとって。

 

過去とは万華鏡の

ようなもの。

 

その時々の心模様で、

いかようにも見え方が変わる。

 

 

そして、きっと。

未来も。

 

 

 

 

 

 

明日は檜になろう

 

 

 

 

こう願う

あすなろの木。

 

 

 

明日はなろう

明日はなろう

 

 

 

 

あの頃の私たちも、

みんな、きっと。

 

あすなろの木だった。

 

 

 

 

明日はなろう

明日はなろう

 

 

 

 

未来の自分を思い描きながら、

学校に通い続けたんじゃ

なかっただろうか。

 

 

 

 

 

夢がある

人間にとって。

 

年齢は単なる

数字でしかない。

 

幾人もの同級生が、

私にそう教えてくれた。

 

 

 

 

 

 

 

この曲。

 

今回、一連の記事を

書いている最中、

 

幾度となく

頭の中でこだました。

 

 

 

 

 

若い頃は、

 

 

 

 

「ああ。いい曲だな」

 

 

 

 

単に、こう思って

聴いていたのだが。

 

 

 

 

今、改めて

聴いてみると。

 

どうしても

涙が溢れる。

 

 

 

 

私もとうとう。

 

この歌詞を詩として

美しいと思う以上に、

 

身をもって実感する

年齢になったわけね。

 

 

 

 

それは、

喜ばしいことなのか。

 

それとも、

切ないことなのか。

 

 

 

恐らく、

その両方。

 

 

 

 

 

私には、まだ。

見果てぬ夢がある。

 

どうしても

叶えたい夢が。

 

 


次男は笑うし、

呆れるけれど。

 

 

 

 

ああ。

それでも。

 

 

夢があってこその

人生じゃないか。

 

 

 

 

 

ああ 未来達は

人待ち顔して微笑む

 

人生って嬉しいものですね

 

 

 

 

 

いつの日か。

 

高らかに。

心から。

 

こう歌い上げる瞬間が

やって来ることを信じて。

 

 

 

 

 

私は、今日も

あすなろの木。

 

 

 

望むところだ。

 

 

 

 

 

 

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