感情ストレスは、人間関係から来るものがほとんどであり、トラウマやインナーチャイルド、メンタルブロックなどが該当します。

 

 

私が行っている「感情ストレスの解放」は、記憶と感情がセットになっている状態を分離させます。感情が外れると記憶のみとなり、そのとき受けた(思った)感情が思い出せなくなります。いままで反射的に起こしていた行動が無くなり、たとえその人と対面しても反応しなくなっています。

 

 

僧帽筋は、後頭骨(下部)から胸椎12番(お臍の位置が胸椎10番)と肩峰(肩先)を結ぶ片側が三角形の形をした大きな筋肉です。左右の筋肉を合わせると四角い形の筋肉になり、修道服の頭巾(カプチン修道会)と似たような形をしていることから僧帽筋と名前が付けられたようです。

 

 

僧帽筋の主な働きは、肩甲骨を背骨に近づける動きをしています。僧帽筋は上部、中部、下部の3つに分かれ、それぞれが肩甲骨の別の動きを担っています。

 

・上部:挙上(肩を上げる)

     上方回旋(バンザイする)

     外転(腕を前に出す)

・中部:内転(胸を張る)

・下部:下制(肩を下げる)

     下方回旋(背中に手を回す)

 

 

僧帽筋は胸鎖乳突筋と同様に、脳神経11番の副神経によってコントロールされています。ストレスによって脳が興奮すると、僧帽筋が収縮(緊張)します。

 

 

僧帽筋の緊張による影響は、

 

・僧帽筋が付着している以下の骨は、可動域などの制限が掛かりやすくなります

 

 後頭骨(下部)

 背骨(首の付け根からお臍のやや下辺りまで)

 肩甲骨(肩甲骨の上部に隆起した部分)

 肩(肩先)

 鎖骨

 

・首コリや肩コリになりやすい

 

・背中全体に張りを感じやすい

 

・首を後に倒しにくくなります(ストレスが溜まっている人の特徴)

 

・身体を捻ったり、横に倒しずらくなります

 

・腕を動かすためには、肩甲骨と鎖骨の動きを連動させる必要があります。腕を上に上げたり、後に回したりすることがしずらくなります

 

・首の付け根には動脈や静脈があるため、筋肉が緊張すると血液やリンパ液が戻りにくくなります(血行不良、浮腫み)

 

・血行不良や神経の圧迫により、頭痛や眩暈を起こしやすくなります

 

・呼吸が浅くなります(肋骨の動きに制限をかかる)

 

・筋肉を動かすときカルシウムイオンが筋肉の中に入ったり(収縮)、出たり(弛緩)しています。カルシウムイオンが筋肉内に集まることにより電位差ができ、筋肉が収縮します。僧帽筋の緊張により肩回りの筋肉を動かさなくなると、筋肉内に溜まっていたカルシウムが石灰化する可能性があります(四十肩、五十肩)

 

などの症状が出てくる可能性があります。

 

 

僧帽筋が緊張すると、

 

・胸鎖乳突筋(首)

・肩甲挙筋(首)

・頭板状筋(首)

・三角筋(肩)

・広背筋(背中)

・大菱形筋(背骨、肩甲骨)

・小菱形筋(背骨、肩甲骨)

・上後鋸筋(背骨、肩甲骨)

・下後鋸筋(背骨、肩甲骨)

・脊柱起立筋(背骨、背中)

 

などにも影響が広がります。

 

 

感情ストレスは、いままで生きてきた体験(または人から聞いた情報)によって作り出されるので、潜在意識下にはたくさん溜まっています。それらの感情ストレスをすべて解放することは出来ません。

 

 

キネシオロジーを使って、現時点のストレスの原因となっている感情ストレスを調べ、その感情ストレスを解放していきます。感情ストレスが解放されると、脳の興奮もだんだんと収まり、僧帽筋の緊張も和らいできます。

 

 

身体的ストレスによって僧帽筋が緊張している場合は、整体の手技によって僧帽筋の緊張を和らげることは出来ますが、感情ストレスよって僧帽筋が緊張している場合は、整体の効果は長くは続かず、元に戻りやすいです。

 

 

 

 

 

医学的な視点で書いた内容ではなく、エネルギー的な視点から書いた内容になっています。何が正しい情報なのか、ご自身の判断でお願いします。