パフォーマンスの良い身体とは、

 

 

スポーツで言えば、

 

 

体幹が強い身体だと考えられています。

 

 

体幹が弱ければ、身体をしっかりと支えることが出来ず、バランスも崩れやすく、思うような結果が出しずらいと思います。

 

 

整体で考えるパフォーマンスの良い身体とは、

 

 

身体の軸が整う状態にすることだと思います。

 

 

身体の軸が整うと前後左右から押されても、ブレない身体(=筋肉に力がいつでも入れられる状態)に変化します。身体の左右が揃った状態になり、左右の動きも同じように動かすことが出来、スムーズに身体を動かせます。また、身体がブレない状態のときは、ストレスの影響も受けずらくなります。

 

 

左右が揃っていない状態のときは、緊張している側と緩んでいる側が出来てしまい、身体に負担を掛け、血液やリンパの流れを阻害したり、神経の伝達が滞ったり、痛みが出たりして、身体が不調になりやすくなります。

 

 

<身体の軸のチェック法>

 

肩幅に足を広げ、骨盤を前後左右からゆっくりと自分自身で押してみましょう。身体に力を入れず、リラックスした状態で行ってください。骨盤が終わったら、肩も同様に行ってください。筋力が弱い側があれば、身体の軸は歪んでいます。

 

 

身体の軸が歪んでいる場合、身体の筋力がアンバランスな状態になっています。筋力低下を起こしている筋肉を支えるため、他の筋肉に負担が掛かってしまいます。身体を整えていても、すぐに身体は歪みやすく、身体の不調に繋がる可能性があります。

 

 

 
身体の軸が整った状態の後、施術を続けてしまう(たとえば、肩の揉みほぐしをほんの十秒程度行っただけでも)と、身体の軸が壊れてしまい、前後左右から押されると身体がブレた状態になってしまいます。身体の軸が整った後、自分で身体を調整しようとしなければ、3週間程度は身体の軸は維持できます。

 

 

 

先日、整体仲間で行っている復習会に参加してきました。私が身体の軸を整えた状態にした後、さらに身体を緩めようと別の人が緩める操法を行っていました。身体が緩み施術を受けた本人も身体が軽くなったと言っていましたが、身体を左右からゆっくり押すと身体を支えることが出来ず、左右のバランスが崩れた状態に戻ってしまいました。

 

 

何が正しい情報なのか、ご自身の判断でお願いします。