フィルターに穴を開けるとどうなるだろうか。焙煎中にテストスプーンを何回も抜き色を確認したらどうなるだろうか。気流は同イコールと考えて良い。たばこは先端に火を付け、フィルター側から煙を吸い込むことで流れを作ることが出来る。その経路はたばこの葉が詰まっていて非常に複雑に大きな抵抗となっている。しかし、紙の筒によって先端以外から内筒に空気がなだれ込むことがない。そこに穴を開けてしまうと、抵抗の少ない経路からより多くの空気を摂取しようとする。焙煎機だって後方から吸気した空気はエキゾーストまで大きな抵抗(豆)に妨げられながら、通過して行く。このときテストスプーンを抜く行為は、その差し込み口より多量の室内空気を摂取する為、気流を乱し・温度を部分的に下げる。直火焙煎機の場合、バンチングドラムの穴より空気を摂取するため中の気流・温度は安定しない。その代わり、エキゾーストから抜けきらなかった煙はバンチングより勝手に放出され、正確な設定を必要としない。しかし、焙煎中のテストスプーン抜き取りは半熱風・熱風機と同様な結果をもたらすため、百害あって一分ぐらいの利益(精神的安定)しか、もたらせない事だろう。Windowを有する焙煎機なら、豆の焙煎シグナル・温度モニターによってテストスプーン抜き取る必要は感じない。Windowがない焙煎機を使用していても、最後に1~2回の確認に止めておきたい。