エスプレッソは他のコーヒーと別の飲み物と表現される。しかし、エスプレッソにも色々なテーストがあり、何処までをこのカテゴリーに含めるのかによってどちらにも採れる。また、別の飲み物と言っている人がドリップで淹れたフルボディーのコーヒーを比較したら表現が違っていたかもしれない。
 フランス リモージュの自家焙煎店ではCity Roastぐらいの浅煎り豆を60ccぐらい抽出していたし、イタリア ナポリの自家焙煎店ではFrench RoastにCity Roastを10%ぐらいブレンドしたモノを25ccぐらい抽出していた。この2つは全く別の飲み物と表現されてもおかしくない。端から見て、どれがホントのエスプレッソの味と思ってしまうモノではあるが、作っている側から言えば自分の淹れた方が美味しいエスプレッソと言う事になるだろう。エスプレッソの自分なりの評価はナポリの抽出法の様に粘性が高くドロッとした感じが好みになるが、使っている豆には高い評価を付ける事は出来なかった。
一方、ドリップの場合は非常にLight Tasteに淹れたコーヒーもMedium Tasteに淹れたコーヒーもFull Body Tasteに淹れたコーヒーにもそれぞれの美味しさがある。勿論良い豆を上手に淹れた場合ではあるが、エスプレッソより濃厚に抽出したFull Body Tasteの飲み物をコーヒーの枠から外すつもりはない。
逆に、原料がコーヒーの木に出来る種子を収穫したモノであっても、缶コーヒー・ペットボトル入りコーヒーやインスタントコーヒーは、名前に“コーヒー”を冠してもカテゴリー内に含めるつもりはない。
また、コーヒーを飲んだという感触ではアレンジコーヒーもコーヒーの分類から外したい。それが、幾らベースをレギュラーコーヒーで作ってあっても感覚としては残らない。唯一、コールドコーヒーまでがコーヒーの分類に出来るのではないか。