コーヒー豆は日中と夜間の寒暖差が大きい高地産の品質が良いとされている。
少し前にテレビで、ワイン用の葡萄の話を聞いたのだが、葡萄もコーヒーと同様に寒暖差が大きい方が良質とされる。日中、光合成によって糖質が葉っぱで作られる。夜間の気温が高い場合は、この糖質を利用して木を生長させる。気温が低くなる場所では呼吸を抑え成長を止め、使わなかった糖質は果実に蓄えられて行く。と言う事であった。コーヒーも同様の事が言えるのではないか。
 また、これもテレビの情報源から!トウモロコシは朝摘みと日中収穫したモノでは糖度が全く違うらしい。この場合は日中に作った糖質を夜間に種子へ送り、次の日その蓄えた糖質で種子を大きくする。よって、蓄えた糖質を使わないうちに収穫する方が甘みが強い。と言うモノであった。更に、トウモロコシの場合、収穫してからも種子を成長させる為、なるべく速くに調理する事が望ましい。
 植物の種類によって糖質の蓄え・消費するシステムが違う為、そのままコーヒーに当てはめるわけには行かないが、トウモロコシのように蓄えた糖質を日中使ってしまうのであれば、糖質を含んだ状態の朝摘みが最も美味しいのではないか。
 現在、日本でコーヒーのオークション豆が市場をにぎわせているが、糖質の蓄積・消費システムを研究し、将来、最良の方法が見いだせたら、朝摘みコーヒーがこれに変わって市場にぎわせる事も考えられる。