その時、突然の衝撃が走った。コロンビア(シティーロースト)を3cupほどドリップ抽出し、1杯目を飲み始めた。香り・味、共に遜色のない良いモノであった。暫くして、冷めた2杯目をそのまま飲み始めた。そのテイストはさせて問題とはならなかった。そして、その後“黒豆せんべい”なるモノを食した後、もう一度コーヒーを含んだ後に起こった。それは超焦げ臭かったのであった。更に、時間を置いてもう一度口に含むと、また、基のテイストに戻っているではないか。まだ他にも思い当たる節は記憶の片隅に残っている。浅煎りコーヒーとピッツァの時は筆舌に尽くせない臭いを感じた。この経験は、1回だけではない。強弱はあるにせよ、何回か経験している。しかし、コーヒーのどの成分と、どの食材の組み合わせから、起こるとは特定できるまでに至っていない。この様な経験から、“ミラクルフルーツやギムネマと言った味覚修飾食物”や“鰹だし(イノシン酸)と昆布だし(グルタミン酸)の混合によって得られる相乗効果”と、同様に臭覚でも修飾される香りや相乗される香りがコーヒーとほかの食物に起こうると考えられる。コーヒーは嗜好品だからと言って、食後に好みのテイストのモノを選ぶと、前に食べた食事の味をも台無しにしかねない。ワインと同様、食事との組合わせにもっと気を配る必要かあるのではないだろうか。