2通目「あこがれの万年筆」 | 絵本の里けんぶちからの手紙

絵本の里けんぶちからの手紙

地元紙「北都新聞」さんに寄稿しています。
(2020年10月~
その中から定期的に発信していきます。

みなさんいかがお過ごしですか?

 

突然ですが、どんな筆記具を使っていますか?

お子さんなら鉛筆、

社会人になってからはボールペンを使うことが多いと思います。

それとも今は、手書き文字を書くことなく

1日を終えることもあるのかしら・・・。

 

手紙の書き方を受講してから

より万年筆を使う頻度が高くなりました。

 

さて、子供の頃の話しです。

母は、いつも万年筆で手紙を書いていました。

ようやく鉛筆で文字を書けるようになったわたしは、

ボールペンは大人が使うもの

さらに万年筆は、

どんな構造になっているのかも不思議だし

使い方も想像がつかず

子供が触ってはいけないお宝な筆記具に見えたのです。

 

それをなにも違和感なくスラスラと書いている母を憧れていました。

 

20代に母からウォーターマン製の万年筆をプレゼントしてもらいましたが、

ペン先が錆びてしまい今は大切にしまってあります。

修理をして使えるようになったら嬉しいですね。

 

文房具店に行くのが楽しみなわたしですが、

万年筆はさざまなデザインがあり

価格も安価から高級品まで幅広く取り揃えてあります。

 

お手頃な価格では、500円程度で購入できるものもあり

手帳と一緒に持ち歩き使っています。

 

 

書きやすく、万が一壊れたとしてもまた気軽に買い求めることができます。

この万年筆の気に入っているところは、

一般的な黒色だけではなく、青・赤・緑色といった

本体の色と同じインクの色が入っているのです。

 

 

手書き文字の色を黒か青にして

ワンポイントに赤や緑で花などのイラストを添えるなど

使い分けることができるのも魅力です。

 

みなさんも万年筆を使って気持ちを文字にして

便箋に乗せてみませんか?

 

<2020年11月6日 掲載(一部加筆修正)>