カナダ留学記ーHarmony Log -20ページ目

カナダ留学記ーHarmony Log

バンクーバー・ブリティッシュコロンビア大学の商学部に進学したビジネス生徒のブログ。学生生活で感じたこと、経験したことが中心。

毎週土曜日の夜(日本時間の日曜日の午後)は必ず更新する予定だが、それ以外にも思いついた時に書きたいことを書くかもしれない。

学校が始まって一週間がたった。昨日図書館で長時間勉強していたらなんだかむなしくなって、今日は朝からテンションが低かった。おそらく原因は寝不足とストレスだと思う。おとといはなかなか寝付けなくて二時間ほどしか眠れず、昨日は四時間半ほど寝たが眠りが浅かったみたいだ。

今日は授業が終わってから友人に会う約束をしていたので、ほとんど勉強する時間がなかった。本当は会う暇もないくらいの勉強量なので図書館にこもっていたかったが、二週間前からの約束だったのでしぶしぶ行った。本当に行ってよかったと思う。

友人と書いたが、年齢は母より上だと思う(彼女の娘が私の年齢の約二倍)。二週間前にバスの席で隣りに座っていたイラン人の女性だ。私がたまたまネットワーキングの帰りだったのでそのままのテンションで話しかけたら意気投合した。

今日は一緒に喫茶店でコーヒーを飲んで、ビーチで波の音を聞きながらのんびりおしゃべりして、彼女の家に招待してもらった。とてもセンスのいい、素敵な家だった。最初はたわいもないおしゃべりから始まったが、最終的には政治の話や互いの価値観の話になった。とても有意義な時間を過ごした。

これほどゆったりと時間を使ったのが久しぶりで、不思議な感覚だった。自分がいかにリラックスすることを忘れていたのかよくわかる。

「息抜き」は全力で何かに取り組んでいてなおかつ時間がない時に、あえて時間をゆったりとることだということを初めて理解した。
ここ数日、十八年間生きてきた中で最も忙しい時間を送っている。

今日は朝6時過ぎに起きて、朝ご飯を食べた後図書館で一時間ほど勉強した。8時半から授業が一つあり、あいだに二時間あったので昼食をはさみつつまた勉強、午後は三つの授業があり、終わった後は寮に帰らず図書館へ直行、二時間弱勉強したのち寮に戻り、夕食を食べた後また一時間ほど勉強。

やっとシャワーを浴びて、今これを書いている。授業、食事、勉強しかしていないことに気が付いた。

高校でもこんなに真剣に勉強したことはない。勉強しすぎで頭がパンクしそうな感覚が久しぶりすぎて一種の新鮮さを感じている。

そういえば中秋の名月だったことをすっかり忘れていたのだが、ルームメイトの中国人Sさんに月餅をいただいた。大好物なのでうれしい。

月餅


この際、一つ680kcalなのは見なかったことにしよう。
今日は日曜日。授業も予定も何もないので、朝遅くまで寝ていた。起きる時間が決まっていないのが幸せと感じる今日この頃。

昨日は一日オリエンテーションだった。スピーチを聞いたり、外でゲームをしたり、集合写真を撮ったり、ドレスを着て立食式のパーティーに出席したりした。カナダに来てからドレスを着る機会が多い。日本から持ってきて本当によかったと思っている。


今日は昼近くに起きて、ブランチを食べてから昼寝して、今日の夜提出の宿題をやるために図書館へ向かった。今この日記は図書館で書いている。

UBC内には9つの図書館があるが、今私がいる図書館はIrving K. Barberという、飲食OKの図書館だ。深夜1時まで空いているので便利だと思う。ちなみにテスト一週間前になると24時間開くので、寝袋を持ち込んで泊まりながら勉強する人がいるという図書館でもある。やってみたい。


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*9月18日追加:ガンガン鳴り響くディスコの音楽で踊り狂う経営学部の生徒たち。ほかの学部の人たちが見たら驚くに違いない。ビジネス専攻の生徒はほかの学部に敬遠されているからね。

ビジネス


ビジネス2

眠たい。

昨日夜中まで起きてメールを見たりニュースを読んだりしていたら、案の定今朝がつらかった。午前中の授業がキャンセルされていたから良いものの、夜更かしはよくない。日本にいたときはあまり思わなかったが、こちらだと電気が少し薄暗く、街灯も少ないので夜九時を過ぎると自然と眠くなる。

今日は朝10時半に起きて、ピタという薄いパンでサンドイッチを作って授業に向かった。食べ物が冷蔵庫にあるというのはなんとも落ち着くことだ。

授業はENGLISH 112、ECONOMICS 101、MATH 184の三つだった。やはりECONOMICSは面白い。「教授がぶっ飛んでいる」といわれているが、私は二回目にしてすでにこの授業に魅了されている。非常にわかりやすく、かつ飽きさせない。この面白さと感動はその場にいないとわからないと思う。

今日は夕方5時からSauder School of Business一年生のためのオリエンテーションがあった。少人数のグループに分かれて夕食を食べたりゲームをしたり、大学生活に関しての質問をする機会があった。三年生の先輩に「30秒で自分を売り込む方法」のコツを教えてもらった。練習あるのみ、らしい。

その先輩が通りすがりの三年生に「やってみて」と無茶振りしたので驚いたが、相手がすらすらと話し始めてさらにびっくりした。「君もやってみなよ」と言われた時には血の気が引く音が聞こえた気がしたが、何とか乗り切ったら「その調子だよ」と応援された。しどろもどろだったと思うが、「一年生から全部できると思わないほうがいい」というようなことを言われた。

最近似たようなことを大勢の人から聞く。今日であった先輩にしてもそうだし、私の学部の学部長も「一年生からA+を取れると思わないこと」とスピーチで言っていた。ほかの教授も「高校で取っていた成績より下がるのが当たり前」などど恐ろしいことを言ってくる。(高校がIBだった私は成績が七割を超えれば上等だったので、正直に言うとこれ以上下がったら単位を落としてしまうのだが。)

先輩の発言で、一つ思い出したことがある。私の英会話嫌いについてだ。

私は最初からなんでも完璧にしたがる癖がある。しかも現実と理想のギャップに幻滅して努力するのをやめてしまうという、面倒くさい性格だと自負している。特に英語でのコミュニケーションに関して、完璧にできない自分に嫌気がさして発言する努力をしてこなかった。

「帰国子女だから英語ペラペラなんでしょ。なんかしゃべってよ。」

こういわれるたびに苦笑いするしかなかった。

「ペラペラ」という言葉を「スムーズな会話を行うこと」と定義する。

もちろん「なんかしゃべる」ことはできる。トイレの場所は聞けるし、道に迷ったら助けを求めることはできるし、自己紹介することもできる。書くことに至ってはかなり練習を積んだ。小論文は嫌と言うほど書いたし、論を組み立てることもできる。

でも、私はネイティブスピーカーのような、流れるようなコミュニケーションはできない。自己紹介し終えた後の会話を続けることができない。いざとなると人と目線を合わせることが苦手で、口を開くたびに出てくる英語がつっかえる。電話は掛けるのも受けるのも苦手だ。

「帰国子女だから」英語は理解できる。基本的なことを相手に伝えることはできる。
でも、十年以上英語を学んでいても「ペラペラ」にはならない。

これは私の考えだが、おそらく「ペラペラ」しゃべれるようになるには知識のほかに、本人の積極的な姿勢と自己評価の高さが必要なのだと思う。

「ペラペラしゃべることができない」と落ち込んだ私はどんどん消極的になり、やがて発言する回数を極力減らすようになった。練習が足りないためさらに会話はぎこちなくなり、どんどん自信を失っていく。そしてさらに落ち込んで...。そうした悪循環でここ八年間過ごしてきたことに今気が付いた。

初めからうまくいく必要はない。完璧主義で自分を過信し、間違っていることは悪、助けを求めるのを逃げだと決めつけていた私にとって、この事実がどれほど理解しがたかったことか。そして理解していなかったために、どれほどの機会を棒に振ったのか知れない。今日先輩と話していて、そして今この日記をつけていてそう思った。

今日の文章はまとまりがないので微妙だが、自分の中で現在進行形の問題だから結論が出ないのだと思う。



小さい頃は日記なんて三日と続かなかったのに、このブログはかなり続いている。そのうち留学する人のための豆知識をテーマにまとめた記事を書いてもいいかもしれない。

今日は朝8:00~9:30のCOMMERCE 101の授業が一つだけで、あとは予定が何も入っていなかった。COMMERCE 101は期末試験がない、ユニークな授業だ。ディスカッションが多く、教科書を使わない。二人の教授が息ぴったりの講義をしてくれる。

「シャンプー会社に勤めてたんだけど、禿げたからくびにされた。」
「その彼のポジションを狙ってたんだけど、髪の毛が薄くなってたから断られた。」

この発言は嘘か誠か。

授業の後は寮に帰って洗濯機を回した。乾燥機を回すときに洗濯物を下の段に入れたが、30分以上たっても全く乾かないのでおかしいと思い確認した。上の段の乾燥機にお金を入れて回していた。少しショックだったが、今考えると乾燥機の空焚きになってしまったのだろうかと疑問に思う。

昼から午後にかけては買い出しに出かけた。一週間分の食材を買い込むために、2km先のスーパーまで30分かけて歩いた。一往復では足りず、二往復することになった。単純計算で400kcal消費したことになる。朝ご飯を食べずに出かけて、昼も食べそびれたのでかなりおなかがすいた。

そういえば食堂のないこの寮に移ってから一週間近く、毎日1食から2食の生活をしていた。しかも日本にいた時よりも徒歩で移動する時間が増え、運動量が増えているので消費するエネルギーが多い。飢餓感が一定以上を超えるとなぜか思考回路が動物のようになるのが面白かった。食べ物と自分の間に人が立っていると攻撃したくなるのだ。

二往復、約二時間歩いたのち、1時間半の調理を経て達成したものがこれだ。

ご飯うま


白米。トマト(切るだけ)。きゅうり(切るだけ)。鶏ムネ肉のバターハーブマリネ(焼くだけ)。

シンプル・イズ・ザ・ベスト。一番手間がかかっているのが白米という夕食。久しぶりの白米と野菜と肉が非常においしかった。幸せだな。

そして食べながらとった外の写真。

夜六時過ぎです


夜六時過ぎでこの明るさだ。こういう瞬間に「日本じゃないんだなぁ。」と感じる。

日本じゃないことを痛感させてくれるルームメイトたちにも一言いいたい。

部屋がごちゃごちゃ


ちなみにこの写真には私のものは一つしか映っていない。右端の鍋だ。それ以外はみんな5人のルームメイトのもの。棚が大量にあるんだからしまってほしい。

テーブルに落ちたパンくずは拭いてほしい。洗面台とシャワールームに落ちた髪の毛は見るたびにぎょっとするので片づけてほしい。ついでに言えば化粧したら散った粉を拭きとってほしい。プラスチックのごみと紙ごみはわけて捨ててほしい。シンクの下の生ごみ専用ごみ箱(私は一度も使っていない)にハエがわいているのに気が付いてほしい(気が付いていて無視をしているのかもしれない)。さらに言えばゴミ箱にはちゃんとごみ袋を張って使ってほしい。特に生ごみ。トイレを使って汚したらきれいにしてほしい。一週間前からカウンターに放置してあるむき出しの包丁をどこかにしまってほしい。

そして何より、男友達を呼ぶときは一言声をかけてほしい。

こういう時、ちょっと日本が恋しくなる。

ところで今これを書きつつ、謎のシャウトとUBCコールが外から聞こえるんだが、とてもマッスルな声だ。フットボールの試合でもあったのか、はたまたQuiet Hours(夜10時から朝7時まで静かにしなければならない規則)を無視してパーティーをしているのか。楽しそうでなによりだ。海外のノリの良さと、それを可能にする雰囲気は気に入っている。

I am UBC