こんばんわ
礒嶌です。
日本人はお辞儀を大事にします。
お辞儀がどれほど大切な挨拶なのか
考えたことがありますか?
お辞儀には
①会釈・・・軽いお辞儀
約15度ほど体を前に倒し、視線は1.5メートルのところに落とす。
(人とすれ違う、お茶を出す、人の前を通る時に使う軽いお辞儀の仕方)
②敬礼・・・一般的なお辞儀
約30度ほど体を倒し、視線は60センチ先に落とす。
(出社や退社、応接室への出入り、上司の指示をうけたときなどに使用する)
③最敬礼・・・最も丁寧なお辞儀
約45度ほど体を前に倒し、視線は自分の足元をみる。
(深い感謝、謝罪の気持ちを伝える、無理を頼む、紹介を受けたときなどに使用する)
④和室でのお辞儀
座敷でのお辞儀は立ちあがらず、座ったままで座礼をします。決して、お辞儀の前に座布団に座ってはいけません。座布団の下座側に正座しておきましょう。
という種類がありますが
そのことよりお辞儀の意味そのものです。
日本人の所作には必ず意味があり
それもとても高度な知恵の結晶なのです。
お辞儀という挨拶の意味は
自我を鎮めて、無我の存在として頭を下げる儀式なのだそうです。
敷居の前で、無我になって自分を改めて礼をする。
そして、結界となっている座敷に敷居をまたいで入っていく。
いわば、自分を置いて、新しい気持ちになるという事なのです。
失恋して心が痛んでいようが、借金で苦しんでいようが、
敷居の前でそんな自分を鎮めてしまう儀式と言われます。
自分を鎮めるとはエネルギーの要ることだとだと思いますが
そこまで潔くケジメをつけることの大切さを日本人は
大事にしてきたのです。
人と会うこの瞬間、一期一会を大切にする最初の儀式です。
そう考えると古来から日本人は「今ここ」を生きることの
大事さと価値を知っていたと思わざるをえません。
所作や形には必ず意味があることを知って行うと
社会人としての品格や印象がグレードアップしますね。
その一番最初がお辞儀です。
お辞儀の意味を理解して行うとおのずと清明な形になることでしょう。
自分自身を美しく保ちたいと思います。