あたなのためにおばさんのお話 | 過去と未来を読み解いて最高の人生を生きる

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仕事する女性たちのガマンと犠牲を解放して幸せに豊かに自分らしく生きるためのヒントを書いています。

皆さん、こんにちわ。


今朝は病院で乳がんの検診を受けてきました。

それにしても拷問に近いですなぁ、あの検診は。


無いものをひっぱりだし、つかみ、平らかに押し広げて

上からムギュギュっと力いっぱいガラス板で押しつぶして撮影。


ア~、脇骨に機械の角が当たり、皮はひっぱられて


痛いの痛くないのって


非常に疲れてしまいました。

痛くてチカラも入ったのね、背中がカチコチです。



豊かな人は楽なのかしら?



でも、検診は受けておくほうが宜しいです。私も人様のガンなどは

一目で分かりますが、自分のはトントわかりません。


しかもガンや肝臓系は無言でじんわりときますから、早め早めで

受診しておくほうが精神衛生上お得です。


中には、重病が見つかったらどうしようと不安になる人も

いらっしゃるかと思いますが、重病なら、すでに検診を待たずに

具合が悪くなっているはずなんです。


ほっといて重症になる前に、検診で見つかればそれだけ

早く治療ができますので、考え方をちょっとだけ方向変換すると

気持ちが楽になって受診できます。


何事も転ばぬ先の杖ですね。



前振りが長くなっちゃいましたが・・



私の顔見知りの某夫人のお話です。

私は会えば挨拶とちょっとお天気の話をするくらいでした。


この夫人の口癖が『あなたのために」なんですね。


私自身はこういう仕事をしていますから、あなたのためにというのは

大部分「チガウ」と思っています。


尤も本人は真面目に「あなたのために」と思っているんですよ。

心底から言っているんです。(無意識レベルではちがいますけど)


で、ですね。一例として今日は私の体験談をお話したいと思います。

たっぷりと私情も入りますので、始めに断っておきます。



私自身は顔見知りぐらいですからそれほど親しいわけでもありませんでした。

お友達も多いというお話だし

お出かけするのにもたくさんのところへ出入りしていて交友関係は

豊かとお聞きしていました。にこやかな感じの人です。



ある日のこと彼女から私に


「あなたのために●●のケーキケーキを買ってきたから今からお茶しに来ない?」


のコール電話をいただいたことがあります。


オフィスに電話がかかってきますので、その時は仕事中という事で

ご辞退をしました。彼女のおうちまでは電車地下鉄で30分ほどかかります。


その日は、お断りしましたが、また数日すると同じ内容の電話が来ました。


でも今度は、いつが空いているというお訪ねがありました。

あまり親しいわけでもないのにと思いつつお断りすること数回。


それでも、3回か4回ほどお誘いがあって、そのたびに


「あなたのタメにケーキを・・・」・・・です。時たま違うものがあった気もしますが。


そんなに私に●●のケーキを食べさせたいのかなぁ?とその気になれば

買うことができるようなケーキだけど、彼女には格別なんでしょう~


というくらいの気持ちでいました。


あまり頻繁にお誘いがかかるので、断りつづけるものいけないと思い

ある日、時間を作って行きました。


私が仕事柄「あなたのために」という言葉に引っかかっているのかも

しれないとちょっと思ったりもしましたしね。



嬉しそうにお迎えを頂きまして、


「あら?私が勝手に勘違いしてた?依怙地はいけないかも」


・・・と思いつつ


香り高い紅茶と件(クダン)のケーキとなんでだかしらないけれど

鎮座しているたくあんを頂きました。


で、お茶をしながら・・・


彼女「どう?美味しい?」


私「はい、結構なお味ですね、ご馳走様でした。」


彼女「ね、美味しいでしょ、コニー先生のために買ってきたんんですもの、

    私の真心がいっぱい詰まっているんです。」


私「ああ、それはどうも・・・・ありがとうございます。」



彼女「ね。先生は痩せてらっしゃるから、先生のためを思ってなんですよ。

  日頃こういうケーキは召し上がれないんじゃないかと思って。食べたくても

なかなか食べられないものってありますでしょ?」


私「・・・・・・はぁ・・・?」




こういう展開かぁ・・・・フムフム・・・自己満足、自画自賛ですな。


いえね、こういう展開って良くある話なんです。


ですから、別に驚くことはないのですが、気分は下降気味。

つっか、自己顕示のオーラがビンビンこのあたりから出まくりだから

ルナシー、ムナシー、ムナクソワルシーです。



だされたものは高価なものです。マイセンの茶器に銀のカトラリー

たくあんはどこのか知りませんが・・・・(▼▼メ)



彼女のおもてなしは分かります。その行為には感謝なんですが

何か引っかかるんですね。ただの自己顕示欲じゃないぞ~と

ウルトラマンのサインのようにピポピポ音が耳の中で鳴ります。


そして、その後・・・



「先生、お済みになったらで良いんですが、これとこれをやっていただけませんか?

主人もやってくれなくてずっと困っていたんです。私のすることじゃないし。」


・・・・・・・・・・・・・・あぁ、そういうことね~ビックリマーク


何回もお誘いがあったのはこの用事のためだったのです。

勿論、気分は良くないです。メラメラパンチ!



「主人もやってくれない」

「私のすることじゃない」・・・・・



「あなたのために」という言葉の裏は

自分の気持ちが満足するために使われる言葉です。



「あなたのためはわたしのため」



あなたのためにと子供に塾に行かせて、無理やり勉強させて

子供が親のめざす受験に失敗したら「あんなにお金かけて

塾に行かせたのに」と怒る親御さんがいます。


あなたのためにと言いながら結局は自分の夢を子供に負わせただけなのです。

夢が破れてがっかりしているのは自分なんですね。





結局、私はその頼みごとは受られませんでした。きちんとその道の

専門家に依頼するようなものでしたので、素人の私がどうこうできるものでも

なかったのです。




もし、彼女が素直に


「こういう事情なので手伝って欲しい」と言えばこんなに気分を害するような

ことにはならなかったでしょう。


最後にお暇をするときに言われた言葉が響きます。


「私のおかげで●●のケーキを食べられて良かったですね。ニコニコ買えばお高いですもの。」



はい、本当に、ありがとうございました。ドクロ




その後、彼女からは何も音沙汰がありません。




「あなたのためはわたしのため」




どうぞ、「あなたのため」という言葉をお使いになるときは

充分お考えの上お使いになってください。





        良い晩をお過ごしください。



愛と光を込めて