木村拓也主演のヒーローを見てきました。
お話は皆さんも知っているでしょうから、ここでは触れま
せんが映像の印象から。
セットの検察庁の内部はそれ自体が歴史と伝統を表現して
色もそれに伴い重厚なマホガニー色の机や、寄木風の床に
なっています。
そこに若くて機動力のある検事を配置。
着ている服もやぶれたジーンズや腰にチェクの
ワークシャツを巻きつけた出立ちという設定。
ワークシャツの色も赤の入った派手目な色を使っています。
伝統と現代の対比として色と造形を上手に使っていたと思います。
全体的な色使いはあまり意識されたとは思えませんが、
それが返ってあの映画の様々な思惑のばらつきを示していたようで
興味深かったです。
それでも、照明にはとても気を使っていたなぁと思われるのは
事件のあった公園での捜査の時、時間によって光源を変えて
いたことです。昼間と夜間と街灯のすぐ下と照らし分けていた
と思います。
特に面白かったのは法廷内を暗くして街灯を点灯し、
色がどう見えるかを実験したシーンでした。
これからご覧になる人でご興味があったらそういうところも
チェックしてみたら面白いかもしれないです。