こんばんは！
自然療法士・ホリスティックカウンセラーの奈緒子です！
今日は過去の記憶や、感情（マインド）への向き合いについて、
書きたいと思います。
私は時々ですが、ふとひとりになると、
じわじわと過去の記憶や思い出が蘇ったり、
訳もなく、ただただ涙が溢れることがあります。
何が悲しいってわけじゃないけれど、
たくさんの体験や情報の渦の中で、
その時に感じ切れていなかった感情が、
とめどなく溢れてきてしまうことがある。
そんな時は、
その感情が通り過ぎるのを静かに待つんです。
ひとり、静かな時間をもつということは、
とても豊かなことであると感じます。
そうした時間を持つことが、
許されない時だって、きっとあると思うし、
起きた出来事をその場で感じたくなくて、感情に蓋をして、
必死に自分を守って生きている時も、あるとも思うからです。
誰かに、話を聞いてもらいたい時。
そんな時は、
あなたの大切な人に、ぜひ時間を割いてもらって、
じっと、ただ聞いてもらうことができたら。
それはそれで、
とても豊かで幸せな時間だとも思います。
もしも私でよければ、いくらでも聞くからね。
ぜひ訪ねてきて欲しいな。
さて。
私はというと、幼少期から感受性が豊かすぎて、
よく、テレビを見ては本を読んでは、
人の死や別れに共感して、泣いているような子供でした。
母親は、
そんな私をふと見つけては、失笑していたっけ。
そして私は、そんな母親に「笑わないで！」といつも憤慨しておりました。笑
誰も死んでほしくない。
誰も、悲しい思いをしてほしくない。
そんな気持ちを看取っては、
ともに泣いていたように思います（勝手にw）。
なぜ、そんなにも共感してしまうのか。
ずっとよくわからないと思っていましたが、昨日ふとしたことで、
もしかしたら、そうなのかも？と思うような、
ひとつの気づきがありました。
もちろん、理由はこればかりではないと思います。
これは共感のただ一つの記憶。
おそらくですが、、
とても幼い頃から、愛する人に否定されたり、
拒絶されるような経験が、繰り返されたことから、
いずれ別れることを覚悟するような、
そんなマインドが出来上がっていたのではないかと。
私が見捨てたら、小さな私も生きてはいけないし、
この人もこんなはずではなかった、と必ず後悔するに違いない。
だからどんなに悲しくても、孤独でも、
必死に愛し続けることを選択し続けた、
幼少期の遥か昔の記憶。
たとえ自分が傷ついたとしても、
自分は、相手を傷つけたくない。
私は、そんな人間にはなりたくない。
そんな気持ちが構築されていたように思うのです。
しかし、徐々に成長するにつれ、
それは実は、間違いであると気付きます。
自分の本音を曲げ、
孤独や悲しみを請け負うことで
相手を許すような行為。
これでは、実はまったく、
相手を許したことにはならないのですね。
ただ、我慢し、忖度したというだけ。
このことがわからなくて、
私は人生で何度も、同じことを繰り返してきました。
でも幼少期の私は、この方法しか知らなかったし、
できなかったのだと理解しています。
我慢や忖度。
自分の本心を相手に伝えないこと。
これは、のちに。
相手との関係性を壊し、結果的に、
さらに大きく傷つけてしまう行為だと知るのです。
自分の尊厳を自分で守ること、
愛を持ってNOをしっかりと伝えることは、
一見、相手を傷つけたように見えることもあるかもしれない。
そんな事象をひととき作ったとしても、
本当に縁がある相手なら、
心から信頼して大丈夫なんです。
それは結果的には、
相互の関係性に見直しを生じさせ、
相手の尊厳を守ることや、
愛を深めることに必ず繋がっているから。
このことを理解するのに、
本を読む・学ぶなどの学習は、私にとって、およそ表面的なもので、
自分の体験を通していないと、本当にはわからないものでした。
たくさんの人を通り、過ぎ去りながら、ものすごく遠周りをして、
この大きな愛と許しの体験をさせていただいたと思っています。
なかなか拭えなかった自分の幼少期の、
捻れた自己解釈＝思い込みの癖。
それは、ネジのようにぐるぐると回って、
なんとかその場に、必死に立っていた感覚でした。
それが、
たくさんの人との交流を通じて、少しずつ溶けてゆき。
ただ、シンプルにありのままに、まっすぐに立つということが、
どれほど素晴らしいことかを学んだのです。
誰に認められなくても、ただ自分らしくいること。
そのままの自分を愛すること。
これほどに自由で、
素晴らしいことはないと気づいていく過程は、
玉ねぎの皮が一枚ずつ、静かにめくれていくような、
薄皮をゆっくりと剥いでいくような、、。
少しの怖さや、不安な気持ちを感じつつ、
それでも未来を信じ、勇気を出して進むような道でした。
今だって、まだまだ手探りの時もあり、
そうして歩んでいる最中。
それでも40年を越えて、自分がどんどん楽に、
人生を信頼し、自分を安心して預けられてきて、
とてもシンプルになってきたなと感じることも多くなりました。
そして今、心から言えることは、
それら全ての経験は、
決して無駄ではなかったし、感謝しているということ。
小さな頃の、自分では逃れられようのない経験は、
湧き上がる度に向き合い続けることで、
私に豊かな自己理解と、
他人への慈しみや優しさを与えてくれました。
何があっても、今をただ、うんと幸せに、
ご機嫌に、安心して、愛情深く生きることができる。
そして。
誰かに許されることや、幸せにしてもらうことが、
最大級の幸せなのではなく。
そのままの自分で、ただ堂々といることが、
途方もなく、大きな幸せなことなのだと。
自分を許し、愛情深く優しくいることで、
人にも同じように多くを許し、
愛情深く寄り添い、とても優しくいられること。
自分軸で生きることの、
圧倒的な優しさと素晴らしさ。
この発見は、私世紀で、一番の宝物のようなもの。
私の尊敬する、
心理学者のアルフレッド・アドラーは言います。
「誰かが始めなくてはならない。
見返りが一切なくても、誰も認めてくれなくても、
あなたから始めるのだ」
気がついた人から、どんどん変わってゆけばいい。
自分の過去の記憶に囚われることなく、
今のありのままの自分自身に、ただ納得し、深い幸せを感じ、
心の自由を感じ、感謝の心で、前に進めばいい。
私はこの感覚をまだ知らない、
たくさんの人に味わって、気がついてもらいたいし、
まだ小さな子供たちには、人生をずっと安心して、
世界はうんと面白く、愛情深く優しい場所だって知ってもらいたい。
その循環は必ず、あなたの世界を穏やかに、
平和にすると確信しています。
そういうことで、
カウンセリング総数２万人を超えたあたりで
数年前から、今のサポートメニューを作ろう！と心に決めて、
ホリスティック・コンサルティングはスタートしています。
今日は特別な日食前夜ですね。
これを読んだあなたの心が、
どうか平和な愛に満たされていますように。
どんなに孤独でも、悲しくても大丈夫よ。
それはこねくり回さずにね、そっと静かに感じ切れば、
いずれ過ぎ去るもの。
感情とは、そういうものですから、大丈夫。
だから、あ、なんかしんどい！！と思ったら、
その場で、大きく深呼吸！！
感じ切って、過ぎ去ったら、ぜひ鏡を見て。
自分に最上級の笑顔で、思いっきり微笑んであげましょう。
誰よりも、あなたを愛することができるのは、
あなた自身だから。
今日も最後まで読んでくれてありがとうございます💖
LOVE💖
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