これは沖縄の伝統芸術びんがた(紅型)の道具です!
右にあるのは芦や竹と動物の毛で作られた筆たち。色ごとに変えます。
奥にあるのは、お洗濯しても取れないように、岩絵の具に混ぜる化学染料の絵の具。
タペストリーや着物には使いません。
でもハンカチなんかはさすがに、
汚れたら洗濯しないわけにはいかないので仕方ないですね。。(*u_u)
臭いは強く、長時間嗅ぐと、どうにもこうにも頭が痛くなりそうですが、
色落ちを防ぐのは、化学染料の良いところです。
手前にある『シブキ』とかかれたものは、木の皮を煮詰めて作られた画材。
岩絵の具にゴ汁を足して溶かし、色をつけたあとに、
シブキもゴ汁で擦り、色の上に上書きします。
なんだろう、さらに味が出るというのかな。。☆
下の色に深みが増すんですよ!
天然画材は本当に不思議です。
香りも自然で優しく懐かしい、たとえようのない安心感がありますよ。(*^_^*)