図書館で見つけた本
中卒というと
家の事情ですぐに働かなくてはいけない可哀そうな人
だとか
どの高校にも入れないほど学力が低い?
マイナスなイメージを持ちやすいですよね。
将来の目標が定まっていても、定まっていなくても、とりあえず高校は卒業しておいた方がいいだろう…って私も思っていました。
でも、とりあえず学校に行くことが本当に必要なのか…。
著者の森さんによると、特殊な技能を習得するには、10代後半から20代前半にかけてが最も適している。この黄金期を何のために費やすかによって、その後の人生が大きく変わってしまうと言います。
高校を卒業していなくても簿記一級の資格があれば、税理士試験を受けることができる。つまり、高校生の年齢で税理士になることも夢ではない。さらに税理士の資格を取れば、弁護士の資格も取りやすくなる。税理士の勉強をして資格を持った弁護士はめったにいない。
本人次第で、道は開ける。目標を決めるのは10代でも早いことはない。
本の中では、中卒で一流美容師を目指す子、一流料理人を目指す子、また、弁護士を目指す子まで…みんなイキイキと自分の道を歩んでいる様子が眩しかったです。
教育の目的は「人を生き生きさせる」こと
おススメの本です。