15歳~39歳の間の若年無業者は全国で「87万人」。当該人口に占める割合は2.7%だそうです。
細かい内訳は、男性「53万人」、女性「34万人」。年齢別には、15~19歳「19万人」、20~24歳「18万人」、25~29歳「14万人」、30~34歳「18万人」、35~39歳「18万人」となっており、男性の無業者が多い一方、年齢間での大きな差は見られないことが分かります。
引きこもりの支援をしている川田さんによると
引きこもりの人の7割が正社員として働いたことがあるのだそうです。
つまり「社会参加したけれどうまくいかなかった」という人が多いのですね。
川田さん自身も引きこもりを経験しているのですが
自分らしく生きられない原因のひとつは
親の過干渉
だそうです。
親が肩代わりしていろいろなことをやってくれた。与えられすぎて、自分で考える力を失う。
そして
与えられたものにの乗っかってきた結果
何となく、学校を卒業。なんとなく就職してしまったといいます。
また、なんとなく就職した会社は、人をだましてでも売り上げを立てるような会社だったそうで…
数カ月で挫折
「仕事が必ずしも人の役に立っているとは思えない」と感じたそうです。
引きこもり問題は、親世代からの管理教育、管理社会…
経済至上主義…
いろいろなことが複雑に絡んでいるのですね。
そんな体験から
人に喜ばれる体験を通じ、引きこもり支援をされているそうですよ。
活動場所は主に山梨県の緑の多い地域だそうです。
自然の中にいると、開放的な気持ちになりますね。