お金さえあればいい? 子どもと考える経済のはなし | はーもにーぷれいす

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『お金さえあればいい? 子どもと考える経済のはなし』という子どもに向けた経済をテーマにした絵本があります。

 

(『お金さえあればいい? 子どもと考える経済のはなし』 浜 矩子著 高畠 純イラスト クレヨンハウス)

 

 

この本では経済について

 

 「本当の経済は、利益重視ではなく、ひとをしあわせにするための手段である」と書かれています。

 

 

 

人のためになる仕事をして、お金を得て、自分や家族が楽しく暮らせたら幸せですね。

 

だけど

 

 

豊かになるために働いているはずなのに

 

いつの間にかに、お金を得るために、時間に追われイライラしていたり・・・

 

本末転倒なことになっていることもありますよね。

 

 

都会の高層ビルで働いていた時、自分が自分でなくなるような感覚がありました。

 

一日中、パソコンの前に座り、本心を隠し、限られた人としか会話をせず、週末だけを待ちわびる日々でした。

 

 

お金とは?

 

経済とは何でしょうか?

 

 

RCEP「東アジア地域包括的経済連携」とは、日本・中国・韓国・ASEAN10ヵ国に、オーストラリアとニュージーランドを加えた15カ国が参加している、自由貿易の協定だそうです。

 

日本にとって、中国、韓国との間で締結される初の経済連携協定なのだとか。

 

発効すれば参加国全体で工業製品や農林水産品など91%の品目で関税を段階的に撤廃する。日本が適用除外を主張したコメや牛肉・豚肉など重要5品目は関税削減の対象から外れた。
日本にとっては中国、韓国と締結する初の経済連携協定となる。中韓両国は自動車部品などの関税を最長20年程度かけて段階的に撤廃する方針だ。工業製品で無税となる品目の割合は中国が現行の8%から86%、韓国は19%から92%にそれぞれ拡大する。

 

このままでは、中国などから安い農産物が大量に日本に入ってくる可能性もあります。

 

日本の農業はどうなっていくのでしょうか。。。

 

それに

 

工業製品で無税となる品目の割合は中国が現行の8%から86%、韓国は19%から92%にそれぞれ拡大するということから、日本の産業も衰退していくのではという危惧もありますよね。

 

 

 

 

 

この経済連携協定を結ぶことによって、私たちの暮らしが豊かになるとはどうしても考えられません。

 

 

ひとをしあわせにできないなら、それは“ニセの経済活動”です。この絵本を読んで、それを見抜ける“経済名探偵”になりましょう!経済は、お金や数字を増やしたり、大きくしたりするためのものではありません。ひととひとが信頼関係をもってつくるもの、ひとをしあわせにするものなのです。 

 

改めて、経済って何?って考えるきっかけに

 

お子様と一緒に読んでみるのもいいかもしれませんね。

 

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