子どもの頃はクリスマスが大好きでした。
だって、プレゼントがもらえるから。
でも、大人になってから子どもの頃のクリスマスを思い出すと、プレゼントをもらった時の喜びは記憶から薄れ、家族で食卓を囲み過ごした温かい時間ばかりよみがえってきます。
日常生活の幸せな時間は、生きていくうえでとっても必要なことなのだと思います。
12/21(木)に放送した映画「隣る人」は、ある児童養護施設の日常を淡々と描いたドキュメンタリーです。
2015年に発表された厚生労働省の調査によると、全国の児童相談所に寄せられた児童虐待件数は88,931件。虐待をしていたのは約60%が実母、30%弱が実父。虐待をした理由の60%が泣き止まなかったからだそうです。映画の舞台となった「光の子どもの家」でも、他の児童養護施設と同様にそのような虐待を受けていた子たちを受け入れています。
豊かさを追い求めて、便利な世の中になってきたものの、社会は複雑になり、さまざまな問題も起きてきました。
このような背景があるものの、伝えたいことは
愛しい子どもたち、愛しい人々のこと。移り変わりの激しい世の中で、変わらずに在り続ける大切なことなのですね。
明日はクリスマスイブ。改めて、日常の幸せな時間を感じてみるのもいいかもしれません。
先日、パーソナリティの早川菜々さんが「隣る人」と番組のテーマ曲が同じ意味を持っていることに気づき、私たちもビックリしたのでした。
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手を伸ばして大きく 深呼吸して感じるよ
ささやかに訪れる 朝焼けのキセキを
昔から 今も そっと
変わらずに ずっと ずっと
優しく 朝をくれたことを 心から ありがとう
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今日、父が作った野菜が届きました。
愛情いっぱいに育った野菜。
冬の寒い朝、一番早くに起きて朝食を作ってくれた母を思い出しました。
みなさま、素敵なクリスマスをお過ごしください